ポッピングノンストップジャーク対応モデル
福井健三郎さんがリクエストした
複雑な動きをする大型ポッパー
「オシアボムスロットル200Fフラッシュブースト」
GTフィッシングにおいて大型のポッパーは、「このルアーで釣りたい!!」とこだわるアングラーが多く、人気を誇るルアータイプだ。ゴボッという大きなサウンドと激しいスプラッシュ。巻き続けると泡を引いて水面直下をスイムする。このアクションに触発されてGTが水面へ襲いかかるシーンは圧巻だ。シマノからリリースされたオシアボムスロットル200Fフラッシュブーストは、オシアのポッパーシリーズの中で、もっとも多彩なアクションの演出を可能にするモデル。ここでは、アングラーはどのように使いこなせばいいのかを紹介しよう。
フィールドのチェック能力に優れたルアー
オシアボムスロットル200Fフラッシュブーストの開発にあたっては、GTチャーターボート「ビッグディッパー」のキャプテンガイドであり、日本で一番GTをルアーで釣り上げているとされる福井健三郎さんからのリクエストがあったことが大きい。そしてそのリクエストとは、フィールドの状況をチェックするのに手返しよく釣っていけるルアーであること。
オシアボムスロットル200Fフラッシュブーストはポッピングノンストップジャークに対応する。このメソッドは、ただ巻きをしながらロッドティップを小刻みに振ってルアーに動きを与えるというものだ。ポッパーを水面下に潜らせて泡を引くことを意識するのではなく、泡を噛みながら水面で首を振らせるようにアクションする。リトリーブ時にアングラーが受ける抵抗が少ないので、長時間の連続アクションが可能となる。
「ツンツンとロッドで操作しながら巻いてくると、使う筋肉が分散されて疲れにくいんです。ポッピングするとさらに疲れないですね」と福井さんは言う。
また、このルアーが優れている点は、ポッピングノンストップジャークだけでなく、ポッピングや、ロングジャークも得意であることも付け加えておこう。
GT用ポッパーとして、現時点で考えられる最先端の機能を搭載
オシアボムスロットル200Fフラッシュブーストには、高精度の樹脂ルアーだからこそ可能な機能を搭載している。それがアクションとサウンド、引き抵抗を軽減してアングラーへの負担をやわらげるバブルチャンバー。透明の樹脂プラグでしかできないルアーの内側からこれまでのルアーにはないほどのナチュラルな輝きを放つフラッシュブースト。そして飛距離アップのためだけの重心移動システムではなく、キャスト直後からアクションに至るまでのトラブルを回避させるように設計されたジェットブースト。エキスパートアングラーが考える理想のポッパーをカタチしたモデルといってもいいだろう。
シングルフック使用でパフォーマンスが向上!!
セットするフックの推奨サイズはトリプル、シングルともに#4/0(10g前後)となっているが、シングルフックを装着することで水の抵抗が軽減され、ポッピングノンストップジャークを行ったときに、より効果的なパフォーマンスが期待できる。
福井さんの場合も全体のバランスを考慮してシングルフックを選び、前後に一本ずつセットして使うことが多いという。
オシアボムスロットル200Fフラッシュブースト
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorelure/topwater/a155f00000dotl4qaf.html