【ヤマシタ・山中陽介のイカメタルTIME その3】
来春からのシーズンに向けて準備しておきたい!
小浜沖のイカメタル攻略
近年全国的に流行のイカメタルゲーム。そのスタートとなったのは若狭湾と言われており、その中でも小浜はイカメタルのメッカと呼ばれているエリアの一つです。現在のイカメタルゲームでは定番とされているドロッパーを1つ付けるスタイルも、この小浜が発祥と言われており、「小浜リグ」とも呼ばれています。そんなイカメタルのメッカである小浜沖の2024年シーズンは終わりではあるが、ここでは来シーズンチャレンジしようと思っている人のために、ヤマシタの山中陽介さんに小浜沖のイカメタルについてまとめてもらった。ぜひ参考にしてください。また記事の最後には、プレゼント企画も掲載しています。そちらもお見逃しなく!
INDEX
小浜沖のメインターゲットはケンサキイカ。
時期によってスルメイカやヤリイカも。
小浜沖でのメインターゲットはケンサキイカです。小浜沖は、イカメタルゲームが流行る以前から夜に漁火を焚いて狙うイカ釣りが盛んな地域で、当時は胴突仕掛を使用してケンサキイカを狙っていました。時代の流れとともに各ジャンルでライトタックルでの釣りが流行し、イカ釣りにおいても同様の流れが生まれ、イカメタルというメタルスッテを使用した釣りが注目されるようになってきました。小浜エリアでは古くから漁師はメタルスッテ(当地では鉛角)を使用した手釣りでの漁業もおこなっており、イカメタルゲームはその派生で生まれたものと言われています。とりわけ小浜エリアは、このイカメタルゲームが当地の釣人を始めとして注目を集め、徐々に小浜エリアで釣りをする中部圏・関西圏の釣り人に伝播していった経緯があります。
小浜エリアでは、当地でマイカと呼ばれるケンサキイカがメインターゲットではありますが、時期によってはヤリイカやスルメイカも回遊するため、シーズンによっていろいろなイカを狙えるエリアです。
【シーズン】
春のヤリ、初夏スルメイカ、夏のケンサキ
3種類を狙えるエリア
小浜沖は春から夏にかけてイカメタルゲームが楽しめるエリアです。時化の多い冬季が明け、凪の日が多くなってくる早春の3月頃からはヤリイカを狙うことができます。年により回遊の有無がありますが、水温が下がりやすい雪代が流れ始める時期がヤリイカにとっては好シーズンで、暖冬で雪が少ない年はあまり回遊がないといわれています。
スルメイカはかつて、5月頃にムギイカと呼ばれる小型が釣れていましたが、近年はその回遊はなく、初夏に胴長20~25㎝程度の中型スルメイカが回遊してくるため、そのスルメイカを狙って出船するケースがあります。ケンサキイカは例年だと6月頃から釣れ始めますが、ここ数年は水温が高いと5月頃から釣れ始めることもあり、ケンサキイカが釣れ始めると、スルメイカを狙うことはほとんどなく、ヤリイカからケンサキイカへターゲットがシフトします。ケンサキイカのシーズンは、近年では概ね8月いっぱいまでで、それ以降は年により釣れたり釣れなかったりします。
【実績スッテ】
小型のスッテが実績高し!
特にピンクや蛍光系のスッテに実績あり!
小浜沖はイカメタルの歴史が長く、各地のメタルスッテが乗船人数などの兼ね合いで重くなっていくなか、軽めのメタルスッテを推奨する釣り船がいまだに多いエリアです。
メタルスッテは軽いほうがアタリも把握しやすく操作性も良いため、そのメリットを活かそうとする船長が多く、小浜エリアはその流れが強く残っています。おおむねメタルスッテは、メインサイズが15号、糸が立つようなら10号や12号といった軽めのスッテを推奨しています。沖で潮が速いときは20号や25号でないと勝負できない時もあるため、各サイズのメタルスッテを用意しておくのが良いでしょう。
ドロッパーも小さめのサイズが良く、7㎝前後の小型のスッテやエギが良いです。この傾向は胴突のイカ釣りの時代から同じで、浮スッテの2.5号や3号に実績が高く、これは若狭湾内が激戦区であるためにスレたイカが多いこと、また全体的に小型のケンサキイカが多いことが要因とされています。
カラーに関しては、集魚灯の明かりが強いため、紫外線発光するケイムラや蛍光、もしくはシルエットがしっかり出やすいピンク系のカラーの実績が高いです。
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【攻略法】
シーズン初期はボトム中心。
シーズン盛期は上層がレンジ。
今回はケンサキイカに絞り攻略法をご紹介していきます。
シーズン初期の5~6月頃は水温が低く、水温の安定しやすいボトム中心の釣りとなります。概ね水深は60~90mと幅は広いものの、平均的に見てもシーズン初期はボトムが中心です。良型、大型が揃いやすく、誘いもステイが長めのゆったりとした誘いが効果的です。
水温が上がり、シーズンが夏に向かうにつれて新子と呼ばれる小型のイカが増えてくると、今度はレンジが一気に浮き、20~30mの中~表層がメインレンジとなります。小型のケンサキイカはキビキビとしたアクションへの反応が良いため、シェイク&ステイやテンションフォール、ジャーク&ステイなどメリハリのある動きへの反応が良いです。
シーズンの移り変わりの時期は、表層からボトムまで日によってレンジがばらつくことがあるので、乗船者と共有しながら対応していくと良いでしょう。8月後半に差し掛かってくると表層水温が上がりすぎてイカが浮かなくなるケースも増えてきます。そんな時は、中層からボトムが中心のレンジとなってくるので、シーズン後半はまたレンジがバラつく傾向が強くなります。
小浜沖のイカメタルの場合は、レンジサーチが重要となります。幅広いレンジの中から、どれだけ早くイカのいるレンジを見つけるということが釣果を伸ばすコツです。
以上が小浜沖でのイカメタルゲームの紹介となります。小浜沖でイカメタルゲームにチャレンジする際の参考にしてみてください!
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「イカメタル・ドロッパーエギ・アッパーをセットでプレゼント」を開催
この度、【ヤマシタ・山中陽介のイカメタルTIME】を読んでいただいた方のために、ヤマシタさんの協力により、ヤマシタ・イカメタル専用ドロッパー「アッパー70」と「アッパー95」を各1個セットにして、6名の方にプレゼントさせていただく企画をアングラーズタイム公式Instagram「@anglers_time」で開催いたします。
アッパーは、小浜沖イカメタルで高実績のイカメタル専用ドロッパーです。ロッドを止めると、フローティングボディによりイカが乗りやすい「ちょい浮き」姿勢を演出し、さらにロングステイでは、潮の流れと浮力で、フワフワと動き誘い続けます。アッパー70(70㎜)、アッパー95(95㎜)ともに全6色のラインナップがあり、様々な状況に対応可能なモデルです。ぜひ、下記の応募方法を確認の上、ご応募ください。
◆応募期間:2024年10月18日(金)~2024年10月24日(木)
◆当選人数:6名
◆賞品:ヤマシタ・イカメタル専用ドロッパー・アッパーの70(70㎜)&95(95㎜)を各1個セットにして
※カラーは、赤白、赤緑、アピールイエロー、ラッシュホワイト、パイロットピーチ、ナーバスマリンの全6色のラインナップの中からセレクトいたします。カラーは選べません。
製品詳細
アッパー|YAMASHITA|イカ釣りで世界トップクラス (yamaria.co.jp)
応募方法
1. アングラーズタイムオフィシャルInstagram「@anglers_time」のアカウントをフォロー。
※フォローされておらず、当選を逃してしまう人がいます。必ず、フォローをお願いします。
2. Instagramの該当プレゼントページ(この記事の告知ページ)の「いいね♡」を押してください。
3. 当選発表時のDMでの連絡で賞品の送り先と下記の質問をしますので、答えを記入してください。答えられない場合は無効となります。
※「フォロー」、「いいね♡」ともにしていただかないと、無効になります。
【質問】アッパーのサイズ
【答え】70㎜、95㎜
当選発表と注意事項
ANGLERS TIMEをフォローして、「いいね!」している方の中から期間終了後の一週間以内に当選者を決定し、DMにてご連絡いたします。質問の答えとともに、ご返事ください。質問の答えが無い場合、間違っている場合は、無効とさせていただきます。
※当選連絡後、72時間以内(3日以内)にお返事がない場合は再抽選させていただきます。
※当選者の発表は、発送をもって替えさせていただきます。
たくさんのご応募、お待ちしています。