複合素材における最高レベルの耐衝撃性を持つMPG素材を採用
ロッドをしっかり曲げこんだ
ファイトを堪能できる
テイルウォーク・スローピッチジャーク用ロッド
大型青物、クロマグロ、キハダ、トンボマグロ、大型の根魚など、スロージギングのターゲットとなる魚種が増えている昨今、スロージギングでのこれら大物とのやりとりではロッドを曲げないストレートファイト(ストレートポンピング)をするケースが多い。しかし「ロッドをブチ曲げてファイトしたい!!」「ロッドを曲げて、魚にプレッシャーを与えたい」というアングラーが多いことも事実。そんなアングラーにオススメなのが、ロッドを曲げこんだ“真っ向勝負”が味わえるスローバンプMPGだ。これがどのようなロッドなのかを探ってみよう。
MPG(マグナムパワーグラス)を知ると、凄いことがわかる
テイルウォークの姉妹ブランドであるアルファタックルは、エサ釣りファンの間では知らない人がいないほどの人気を誇る。ブランドの創設は1978年と古く、しっかりとした歴史と信頼がある。このアルファタックルで扱っている、最高峰の船釣り用ブランクス素材がMPG(マグナムパワーグラス)だ。何が凄いのかといえば、現在グラスロッドに使われている「Eグラス(FRP)」よりも、シリカ(SiO²)とアルミナ(Al²O³)の成分を高め、あらゆる性能を向上させたスーパーファイバーというもの。なんと、Eグラスと比較して40%アップの引っ張り強度があり、最大伸率5.5%の靱性は、複合素材における最高レベルとなっている。とにかく、他のグラスファイバーとは異なって、文句なしに強い! のである。
エサ釣り竿→ルアーロッドにしたところが、また凄い
アルファタックルでMPG素材を採用した船竿では、クロマグロ/353kg、ブルーマーリン/120kg、アブラボウズ/80kg、カンナギ/67kg、カンパチ/50kgなど、ざっと挙げただけでもこれだけのトロフィーサイズをキャッチした実績を確認している。だが船竿とルアーロッドでは使い方が異なる。一番の相違点は、ルアーロッドはルアーを操作する動作が加わるということ。誘わずしても鈎を口にするエサ釣り用の竿を使って、ルアーを操作しようとするとダルさが勝ってしまう。簡単にいうと使えない。それをテイルウォークではルアーフィッシングの開発陣がテストを重ねて、MPG素材を使いながら、エサ釣り用の竿とはまったく異なるロッドを完成させたのである。
あまりにも強いので、表示の仕方が“型破り”なのだ
ルアーロッドのパワー表示はライト、ミディアム、ヘビーといったものや、1・2・3…のように、数字が大きくなるとパワーが増すといったものが多い。だがスローバンプMPGの場合は、DM(ドラグマックス)表示であり、これはラインナップされているC613-DM10であればドラグの設定が10kgまでOKということ。C615-DM15であれば15kgまでOKという意味。強い負荷に耐えるロッドということだ。ちなみに、613の3、615の5は使うジグのウエイトが3は350gまで、5は500gまでが目安という意味である。
スローバンプMPG C613-DM10
スローバンプMPG C615-DM15
SLOW BUMP MPG(スローバンプ MPG)
https://www.tailwalk.jp/product/slow-bump-mpg/