斬新なシステム、リアルカラーも登場したゼスタジグ
ゼスタからジグの
新製品・新色が
続々ラインナップ
ゼスタからこの春発売されたNEWモデルのニトロロングとスクランブルターボSLJ。NEWカラーが追加されたチャフ。ヘビーモデルが追加されたフラップQR。それぞれフィッシングショーで発表されたジグだが、それぞれについて紹介しよう。
INDEX
新しい構造を取り入れ、素材にこだわったロングジグ
PPJ(パワーピッチジャーク)ニトロロングは、ヒラマサ、青物系用に開発されたジグだ。特徴はスリム形状で薄いこと。形状は非対称でスライド幅が大きく、引き重りを軽減したデザインとなっている。
このジグの最大の特徴は、フォースコアシステムを採用したこと。このジグで使用している鉛は、鉛の比重の高さを保つために、硬度を高めるアンチモンという成分を抑え気味にしている(「硬いジグ=割れやすい」という点も解消)。そのため少し柔らかいが、それをフォースコアシステムによって解消しているのだ。このシステムは内部にパイプが入っていて、その中にワイヤーを通すというもの。これによって船内で魚が暴れてジグが曲がることを軽減したのである。
サイズは80、100、120、150、180、220(g)の6サイズ。80、100(g)は、若干フォールをゆっくり目に設定しているので、超浅場を探るときに最適。スライド幅が大きいのが特徴で、湾口のイナダ、ブリ系狙いに実績のあるサイズだ。
ニトロロング
https://xesta.jp/nitor-long/
57kgのモンスターカンパチをキャッチした注目のジグ
スローエモーション・チャフは、ゼスタスタッフが57kgのモンスターカンパチをキャッチしたことで有名になったが、本来は青物から底物まで幅広く狙える万能ジグだ。ボディは左右のエッジを立たせることでキレのあるアクションを実現し、レスポンスよく反応するのが特徴だ。
そしてこの人気のジグに、ニューカラーが発売される。新たに加わるのは8色。そのなかでも注目はパープル系。パープル系というタチウオのジグのイメージが強いが、実は東北のヒラメ狙いでシークレット的に使われているカラーなのだ。
スローエモーション・チャフ
https://xesta.jp/slowemotion-chaff-2024/
フラップQRに350、400、450、500、600(g)が登場
深場、遠征のカンパチ、根魚狙いで350g以上がほしいという要望に応えるかたちで、スローエモーション・フラップQRに350、400、450、500、600(g)のヘビーモデルが登場(既存モデルは120-300g)。300gまでは幅広形状だったが、350g以上はシルエットをスリムにデザイン。引き重り感が軽く、深場でもしっかり動く性能となっている。そしてプラス、ベイトシルエットとなった。大型のシルエットにすることで、大型のカンパチを意識した仕様だ。
そして、その動きの特徴はスローのアクション。すぐに横を向いてヒラを打ちながらストレートに落ちていく。潮を切る、複雑な潮流でも真っ直ぐにフォールさせることが可能。これはキールの効果、シャープに削り込んだノーズ形状によるものだ。
また、カラーにもこだわり、ウメイロ、オアカムロなどのカラーリングも設定。さらに南方系のフィールドの深いところでは、強いパールホワイト、オレンジ。イカ系パターンのときに強いレッドもラインナップされている。
スローエモーション・フラップQRヘビー
https://xesta.jp/flap-qr-heavy/
幅広いアクションに対応する、新しいタイプのSLJジグ
ゼスタジグの数あるSLJシリーズのなかで、ベイトフィッシュの形状に近いデザインのジグとして登場したのがスクランブルターボSLJだ。SLJのジグというとスロー系の動かし方をするものが多いが、このモデルはただ巻きで効果を発揮するモデル、ショートピッチで使えるのが特徴だ。
シルエットは左右非対称形状を採用。重心はリアバランスなので、素早くフォールさせることが可能。そのため、特に関西地方に多いドテラ流しの船で、片舷からの釣りが行われるところで人気となっている。
また、スイミングアクションでもしっかりとウォブリングし、アクションを止めた瞬間にヒラ打ちフォールでアピール。ボディ形状はフラッシングをするように窪みを持たせ、カッティングにもこだわっている。加えてゼスタこだわりのフックが付属されて発売。フロントにはビニールのオーロラの皮とティンセルが付き。ティンセルを付けたリアフックが1本付属されている。すぐに使用可能だ。
スクランブルターボSLJ
https://xesta.jp/scramble-turboslj/