ジャッカル・BamBluzバンブルズジグ JIG
トンボジギングスペシャル

過酷なビンナガジギングを、少しでも楽に楽しみたい！

関西圏のアングラーにとって、比較的身近な海で、しかもマグロ類が釣れるとあって、数年で一気に定着した冬のビンナガ狙いのトンジギ。ビンナガは別名トンボと呼ばれ、そこからトンボ狙いのジギングを略してトンジギという名が付いたのだが、このトンジギは、関西圏のジギング好きアングラーの、日帰り圏内、アクセスしやすいフィールドでより大きな魚、より引きの魚を釣りたいという思いにマッチし、瞬く間にファンを増やした。ただそんなトンジギの釣りは、しゃくり続けなくてはならないという釣りでもある。ビンナガ狙いは、その回遊を待つ釣り。ポイントは日により潮の流れが速く、さらに冬場は風も強い。その中で船はドテラ流しで流され、指示ダナは150ｍ、200ｍという時もある。当然、ラインは斜めに出され、その流れの中でしゃくり続けなくてはいけないのだ。楽にはヒットに繋がらないのである。そこでより快適にトンジギを楽しむために開発されたのが、ジャッカルの「バンブルズジグ・セミロング・トンボスペシャル」なのだ。

船の流れ、潮の流れで船から離れるように流れていくジグを、しゃくり続けて回遊してくるビンナガを待たなくてはならないトンジギ。よりジグの性能は求められる。

しゃくりやすさとフォールを追求！

まず、こだわったのが、しゃくった時に水抜けの良いヘッドとボディー形状、そしてセミロングの長さ設定。これにより、深場、流れの中でも潮抜けが良く、軽快なしゃくりを可能にした。また、ビンナガはフォールアクションでのバイトが多いだが、片側にウエイトを集めた左右非対称設計により、しゃくり上げ後にスライドしながら横に向き、そこからローリングとスライドを伴ったフォールを演出。ボディー側面のフラッシングと波動で、深場を回遊するトンボに広くアピールする。これらのアングラーの体力を軽減するしゃくりやすさとアピール性能が、アングラーの集中力を切らせずに、ビンナガのヒットにより近づくという訳だ。

形状は、抜けの良いヘッド＆ボディー形状に加え、しゃくった後に横に向かせる左右非対称。

スッとスライドし、その後は横に向いてからローリング＆スライドのフォールでアピール。

ビンナガに合わせたサイズ、フック、カラー

今回のトンボジギングスペシャルは、ドテラ流し、潮流、強い風の中で、しっかりと棚をつかめる480g、400g、320gの３サイズ設定。フックは、前後にセットされて発売され、使用フックはトンボの20㎏クラスのタネトンと呼ばれるサイズをはじめ、トンジギ時にヒットする可能性のあるビンナガより大型のキハダやメバチのヒットにも対応する管付きフックを採用。カラーも、マグロ類に効果的なシルバー系に加え、深場でアピールするようにグローモデルとケイムラモデル、さらにイカパターン時に効果的な赤金の４色展開となっている。今シーズンのトンジギの盛り上がりを、今か今かと待ちわびているアングラーも多いだろう。今シーズンの武器のひとつとして、セレクトしてみてはいかがだろうか？

サイズは３種。潮の速さ、風の強さに合わせて、しっかりと指示ダナが取れるウエイトをセレクトしたい。フックは、ビンナガ、キハダ、メバチに対応する強靭フックがセットされている。

カラーは4色展開。どれもトンボにアピールするためのセレクトだ。

左はケイムラ加工を施した「UVレンズベイト」、右は左右にグロー入れた「ダブルエンドグロー/ボーダーシルバー」。水深150ｍ、時には200ｍの深場でも、冬の光量が少ない日でもアピールするカラーだ。

バンブルズジグ  セミロング トンボジギングスペシャル
メーカーサイトへ

JACKALL公式Youtube／JACKALLSTATION
【トンジギ】バンブルズジグセミロングトンボスペシャル/吉岡進

まとめ：アングラーズタイム編集部