大型魚狙いのスロージギングで活躍

注目! CB ONEから登場
多面体カットジグ、ロッド・BRAVER65/5

CB ONEから、これまで製品カテゴリーとして発売していなかったスロー系アイテムが登場する。それが多面体カットのジグ(名前は現時点で未定)と、ロッドBRAVER65/5という、スロージギングをメインにした攻め方で使用するアイテム。すでに良い実績を得ているこの2種について、今回はまとめてみたい。

注目! CB ONEから登場<br>多面体カットジグ、ロッド・BRAVER65/5

多面カットで驚くほどの輝きのジグ

昨年、CB ONEのテスターである佐野ヒロム氏の尾鷲のキハダ狙いの釣行に同行した際、キハダが浮かない状況に対応する時のために、佐野氏がジギングタックルに結んだジグが、今回紹介する多面体デザインのプロトジグであった。これまでにない形状をし、平面がランダムに組まれたそのデザインは、その見た目だけでも水中で輝くのが想像できるものであった。
「このジグは、自分がフォールを主体とした誘いで、大型魚を狙う時に使用し、すでに実績を得ているジグになります。大型を狙う場合、沈みが速く、比較的シルエットが大きく、重いジグを使用することが有利になるため、引き抵抗が少なくなるように細くデザインされています」

主な使い方としては、スロー系のベイトロッドで大きくしゃくりアピールさせ、さらにフォールでアピールさせつつ口を使わせるというもの。また、ワンピッチでしゃくりあげた後、最後は大きめにしゃくりロングフォールという使い方などだ。
「ジグをしゃくり上げてフォールに移る時、フォール中に多面体カットにより、波動とともに広範囲に輝きが届きアピールします。と同時に、しゃくり上げた時に平打ちし、その後のロングフォールではスライドする動きを演出します。動いている間、常に輝き続けているジグです」
フックは、フォール主体の攻めではテールにアシストフック装着するのが基本となるが、巻き上げで喰ってくるような状況、魚種ではフロントにも装着すると良いという。発売が楽しみなアイテムだ。

多面カットのジグ

ハイウエイトでも引き抵抗の軽さを追求し、さらに常に輝きを放つように多面カットデザインとなっているNEWジグ。S.F.P.Cで発表され、今年の発売が楽しみなジグだ。

ジグでキハダマグロをキャッチ

尾鷲に同行した取材では、56㎏のキハダをこのジグでキャッチ。キハダは中層に反応を出すが、表層まで浮かない状況で、この多面体ジグを沈めてフォール主体の誘いで探っているとヒット。

スロー系ロッドだが
曲げられ、速いしゃくりにも対応

もうひとつ、注目なのがスロー系ジギングロッド・BRAVER65/5。フォール主体の誘い、スロージギングで大型を探っていく時に活躍するように開発されたモデルとなる。佐野ヒロムの大型狙いの釣りで、すでに愛用ロッドだ。

このロッド、メインの使い方としては、先に紹介した多面体ジグを使用し、ロッドエンドを肘に当てた構え方でロッドを数回しゃくり上げた後に大きくしゃくり、ジグをロングフォールさせて、魚にジグをしっかりと見せて誘うというもの。そのため、少しでも長くフォール時間を作り上げるために、大きくしゃくり上げられる6フィート5インチの長さ設定となっている。
「このモデルの良いところは、スロージギングの使い方以外に、脇にロッドエンドを挟んだ構えでのハイピッチにも対応することです。またロッドエンドをお腹に当てて、しっかりと曲げてファイトができます。曲げてファイトできるというのは、ロッドが曲がることで、魚に上へ上へといったプレッシャーを掛けられるということです。また、このロッドはしゃくり上げを多く行うために、軽さというのも追求しています」
ラインはPE3~7号、ジグはMAX350g対応のスペック。太めのラインを使用して大型魚を狙うロッドのため、ガイドもラインの結び目が通りやすく、安心の強度を装備。多面体ジグとセットで、九州でのヒラマサ、ブリ、尾鷲での大型キハダ、ビンナガなど、多くの実績を残しているという。

跳ね上げられるロッド BRAVER65/5

重いジグでもしっかりと跳ね上げられる性能。ジグのフォールの動きを、少しでも長くとるために、大きくしゃくることがメインとなるため、軽さも追求して開発された。

大型魚とファイト

ヒット後は、曲げて魚にプレッシャーを与えられる。大型魚は、ファイト中にどれだけプレッシャーを与えられるか、顔をこちらに向かせられるかで勝負を分けることも多い。

キハダマグロ

まとめ:アングラーズタイム編集部
協力:CB ONE
https://www.cb-one.co.jp/

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