いよいよ発売!

地域、使用法に応じて素材やアクションを追求、進化させたロッド
2023年モデルの「TENRYU・Dragg Force」

今から10年前、ブランクメーカーでありロッドメーカーであるTENRYUから、細いブランクでありながらカーボンナノチューブ「C・N・T」を搭載し、驚くほどの粘り強さを持ったジギングロッド「Dragg Force」がデビューした。そのロッドは、瞬く間に評判を得た。そんなロッドシリーズが、2023年春にさらに進化して登場。フィールド、使用法に特化したスペシャルモデルだ。

地域、使用法に応じて素材やアクションを追求、進化させたロッド<br>2023年モデルの「TENRYU・Dragg Force」

使用シーン特化型で各モデル開発

ロッド性能は、様々なジグを使用でき、様々な使い方に対応する「汎用性の高さ」というのも良さではあるが、より釣果を求めるのであれば、使用ジグや使用法に特化した「専用モデル」というものが良い。これは例えばブラックバスのトーナメンターたちが、使用ルアーごとにタックルを用意し、各種、船上に持ち込むというのと同じ。オフショアソルトゲームの世界で、乗合船などの場合は持ち込めるタックルの数はそれなりに絞らなければならないが、釣行するフィールドの特性を把握し、そのフィールドにあった物を持ち込めば、より状況にアジャストでき、釣果へと繋がりやすくなる。

「Dragg Force」は、そんなフィールド、ターゲットに合わせたフラッグシップシリーズとしてこれまで数々のモデルを出してきたが、2023年春に発売されるモデルは、その中でも「特化×進化」というコンセプトを掲げ、攻略法に特化し、機種ごとに感度、操作性、パワー、ブランク素材やアクションを追求して進化させたモデル。全4アイテムが発売となる。

TENRYU・Dragg Force

アンダーハンドキャストに対応するモデル

さて今回のモデルの基本性能だが、ヒラマサやブリといった青物を攻略していく際、広範囲をより探るために、ジグをアンダーハンドキャストして探ることに特化しているというものだ。そのため、細身でありながら粘り強くブランクになるC・N・Tは採用しつつ、バットガイドにキャスト時の糸抜けの良いRVガイドを採用。開発テストは、浅場からバーチカルまでポイントによって攻め方を変える必要がある、関東のヒラマサの聖地である外房エリアで、幾度となく行ったという。また、今回のモデルは使用ジグの幅が広いのが特徴。またレングスに関しては、パワーが上がるにしたがって、短く設定。これは、フィールドでロッドを持ち替えた時に、なるべく近い使用感で操作できるようにしたためだ。

TENRYU・Dragg Force

これまでのモデルから、粘り強さで高評価のブランク素材のC・N・Tは受け継ぎつつ、モデルごとにより使いやすさを考えブランクを設計。ガイドはキャスティング時に圧倒的にトラブルの少ないRVガイド+Kガイドという設定。

各モデルの詳細を順に紹介していこう。

JDF631S-2/3
ローレスポンス系のモデルであり、アンダーハンドキャストと横方向へのスイミングジャークを得意とし、ジグの初動を抑え飛ばし過ぎずナチュラルなアクションで喰い渋るターゲットを攻略するシリーズ中、最もライトなモデル。水深50m程までのシャローからミッドレンジにて、100~120gのジグを操作しやすいパワー。また、浅場のボトム付近をネチっこく探る時にも使いやすいモデル。細くしなやかなブランクながら、芯を残したパワーが疾走するターゲットを受け止める。細目のラインを使用した攻略にも最適。6000番、8000番のリールにジャストフィットする。

JDF621S-3/4
近海を広くカバーするテクニカルモデル。アンダーハンドキャストで、広範囲に散るターゲットを斜め引きで探ることに特化。ワンピッチジャークから激しいコンビネーション、ジグの初動を抑えたスイミングジャークも得意なモデル。水深80m程までの浅場からやや深場にて、120~150gのショートジグ、セミロングジグを操作しやすいパワーに設定。3番クラスのソフトティップによるジャークで喰い渋りのターゲットに口を使わせ、4番クラスの安心したバットパワーで、しっかりと突っ込みを受け止める。日本近海のフィールドを広くカバーするロッドだ。

JDF611S-4/5
JDF621S-3/4よりバットパワーを少し上げ、近海を広くカバーするパワフルモデル。アンダーハンドキャストにおいては、パワーがあることでより遠くにキャストでき、広範囲に散るターゲットを斜め引きで攻略可能。基本となるワンピッチジャークから激しいコンビネーションといった探り方だけでなく、スイミングジャークでも活躍。150~180gのジグで水深100m程まで広くカバーするパワーに設定。4番クラスのティップが繊細な操作を可能にしつつ、5番クラスのバットパワーで、リールのドラグをしっかりと使いながら強引なファイトも可能なモデルだ。。

JDF601S-5/6
アンダーハンドキャストで、広く探ることを特化しつつ、大型魚のヒットにも対応するストロングモデルモデル。さらに、ハリのあるブランクス性能を活かして、ジグキャストの飛距離を稼ぎたい時にも活躍。水深120m程の深場まで広くカバーし、180~200gのジグを操作しやすいパワーに設定。5番クラスのティップでの重いジグ使用時のスイミングジャーク、さらにメリハリのあるジグを飛ばすアクションにも最適。6番クラスのバットパワーにより、深場&重いジグというパターンだけでなく、浅場での大型魚と勝負にもオススメ。ドラグMAX10㎏のパワーが、根際の強引なファイトを実現する。

Dragg Forceの仕様一覧

 

新製品キャンペーンも実施!!

TENRYUでは、2023年4月1日から、12月31日まで、ここで紹介した「Dragg Force」も含めた新製品ロッドでの釣果写真を募集し、投稿写真ギャラリーに掲載された方は、「携帯エコバック(限定ステッカー付)をプレゼントしてくれるキャンペーンを行う。「Dragg Force」、またはその他のTENRYUの新製品ロッドを購入する人は、ぜひ参加してみよう!

TENRYUキャンペーン

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