汎用性の高いマッハⅢのヒラマサモデル
アングラーに優しい
ヒラマサジギングロッド
青物ジギングロッドとして、幅広い層のアングラーに支持されているゼニスのジギングロッド、MACH(マッハ)Ⅲ。このロッドは一日中ジャークを繰り返していても疲れないということをコンセプトに、ロッドが最大限の仕事をするモデルとして人気を博している。そしてこのMACHⅢのコンセプトを踏襲しつつ、さらに強烈なパワーを持つ青物をターゲットにしたシリーズが【ZEROSHIKI MACH V-Spec】だ。このシリーズの中には、近年注目されているジグキャストに対応するモデルもあるというので、ここで探ってみたい。
コルクグリップが長くなって操作性がアップ
極端なロッドアクションではなく、アングラーに体力的な負担をかけず、しっかりと曲がってバラシを防ぎ、無理なく魚を浮かせるロッドとして、ベテランアングラーの間でも評価が高いMACHⅢ。このロッドをベースに、ワンランク上のパワーがある青物をターゲットにしてリリースされたのがVスペックである。
MACHⅢとの違いは、バットパワーを10%ほどアップさせたこと。近年のヒラマサ攻略で実績の高い根まわり狙いにおけるハイドラグでのファイトを考慮し、ブランクスマテリアルの変更を施しパワーアップしているのだ。
さらに、EVAグリップが全盛の中、手触りのよさやブランクスの曲がりを最大限活用するために、あえてコルクグリップを採用。コルクグリップはMACHⅢのアイコンでもあったが、VスペックではMACHⅢよりもリアグリップを長くし、リアグリップを脇に挟んだときの操作性を考えつつ、ロッドエンドを腹に当てたファイト時にストレスがないようにしている。
注目はなんといっても68レングスのジグキャスト対応モデル!
特に注目すべき点は、近年のヒラマサをターゲットにした釣りで流行っている、ジグキャストに対応するモデルがあること。そのモデルとはZMV-S68MとZMV-S68MHの2機種だ。
ZMV-S68Mは、目安として約150gまでのジグをキャストするために設計され、シャローエリアでスモールベイトを捕食するヒラマサを狙うためのモデル。
ZMV-S68MHは平戸~上五島海域の遊漁船で行われる、ヒラマサジギングに特化したモデルだ。ジグキャスティングにおいては目安として約170gのジグまでに対応し、広範囲の根まわりを探るのに適している。6フィート8インチというキャスティングロッドでもジギングロッドでもない、ジグキャスティングをしやすいレングスにこだわっている。アクションはソフトティップと強靭なバットを兼ね備え、ジグを繊細に操ることができ、それでいて強靭なバットパワーを兼ね備えているのが特徴だ。
ZENITH ZEROSHIKI MACH V-Spec (ゼロシキ マッハ V-スペック)
https://zenith-dream.jp/products/post-1052/