ロープロでありながら高いボディ剛性を実現

スマートフォン等と連動!
次世代型ジギングリール「ティエラIC 300-C」

ダイワからリリースされたティエラIC 300-C(ノーマルギアで右ハンドルの300、ノーマルギアで左ハンドルの300L、ハイギアモデルの300H、左ハンドルでハイギアの300HLの4モデルがある)は、パーミングしやすいロープロファイルボディ。それまでは不可能といわれていた、ロープロでありながら丸型リールに匹敵するボディ剛性を持ち、強さと扱いやすさを両立している。さらにダイワ・コネクテッド対応リールとなり、このシステムを活用すれば再現性の高い釣りを行える。まさに次世代型のジギングリールといってもいいだろう。今回はこのリール、ティエラIC 300-Cの凄さに迫ってみた。

スマートフォン等と連動!<br>次世代型ジギングリール「ティエラIC 300-C」

初期性能が長く続くハイパードライブデザイン

ティエラIC 300-Cは昨今のジギングリールで求められる高い耐久性を追求しつつ、繊細な釣りにも対応できるボディデザインを持つベイトリールである。このリールに搭載されているハイパードライブデザインは、ハイパードライブデジギア、ハイパーダブルサポート、ハイパーアームドハウジング、ハイパータフクラッチという、主にこの4つのテクノロジーで構成されている。

ハイパードライブギアは、ギアの歯のモジュールを小さくせず、噛合い率をアップさせているというもの。つまり、ギアの耐久性を損なわず、滑らかが持続するのだ。
ハイパーダブルサポートは、ピニオンギアの両端にベアリングを配置することで、高負荷時でも軽い巻き上げを実現させる。
ハイパーアームドハウジングは、フレーム、サイドプレート(ハンドル側)、セットプレートにアルミニウム合金を採用し、丸型リールにも匹敵するボディ剛性を有し、内蔵されているシステムをしっかりと機能させる。
これ以外にも、搭載されているハイパータフクラッチは、究極ともいえるほどのクラッチのトラブルを回避するシステム。ダイワにおける固着修理件数を99%も削減する実績をもたらした。
これらに加え、ATDという滑らかなドラグの滑り出しを可能にしたシステム、クラッチをフリーにしたジグのフォール時にもレベルワインドが左右に動くシンクロレベルワインド、電子ドラグサウンド、ICカウンター、などを搭載している。

ドラグ作動時のドラグサウンドは、物理的抵抗によって生み出されている。つまり、この音を出すために余計な抵抗が生じていた。ティエラIC300-Cではこのドラグ機構を取り除き電子音にすることで、より滑らかなドラグ性能を発揮する。

ジギングやタイラバの際にあると便利なカウンター機能を網羅したICカウンターを搭載。再現性のある釣りを可能にし、他のアングラーに差をつける釣果を叩きだす。

専用工具不要で開閉できる電池ボックス。電池を抜いてもラインの入力をやり直す必要がないメモリー付き。電池はコンビニでも入手できるCR2032コイン電池を使用。

軽いアンダーキャストを行う際やジグのフォールスピードを調整するときに、クイックな設定が可能なメカニカルブレーキノブ。通常よりも少ない回転で設定を変えることが可能だ。

ワンピッチジャークをはじめとして、さまざまなジギングシーンで使いやすい75-85mmのクランクハンドルアーム。強靭でタフなアルミニウム製。

あらゆるデータがスマートフォンに記録される

リールに巻いているラインの号数や長さなど、忘れがちなデータの記録はもちろん。リール本体のボタンで行うと面倒な設定を、スマートフォンで行えるダイワコネクティングシステムを搭載。さらに2025年からはスマートウォッチなどのウェアブル端末や、イヤホンなどのヒアラブルデバイスと連携させることが可能になって利便性がアップ!

ティエラIC300-Cは、ダイワ・コネクテッド対応の次世代型ジギングリールだ。

各種アラーム音、電子ドラグサウンドなどの設定がスマホから可能。リール本体のボタン操作がなく、簡単に設定できる。

これは便利! 真下への落ちるルアーの水深だけでなく、斜めに落ちるときの水深も瞬時に表示される。タイラバやドテラ流しのジギングでありがたい表示機能だ。

ヒット時に画面をタップしてマーキングすることで、釣行時のヒットパターンを掴むことや、釣行後の分析に役立てることが可能だ。

 

製品ホームページ

まとめ:いくたあきら

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