10kgオーバーも余裕で獲れるポテンシャル

パワー特化型ライトジギングロッド
L-ジギーズSSDストロングアーチ

テイルウォークのライトジギングロッドとして、ベイトモデル、スピニングモデル(それぞれにチューブラータイプとフルソリッドタイプがある)を合わせて12種類のラインナップを有するL-ジギーズ。このシリーズに今年新たにパワーモデルとなるストロングアーチシリーズが加わった。いったい、どのようなロッドなのかを調べてみた。

パワー特化型ライトジギングロッド<br>L-ジギーズSSDストロングアーチ

ブランクスのパワーの凄さに圧倒される

釣りの初心者でも気軽に楽しめることから、近年ジギングの主流になりつつあるライトジギング。ターゲットはイサキ、アジ、タチウオ、小型・中型の青物、マダイ、アマダイ、シーバス、根魚などとさまざまで、それだけにロッド選びに迷うことも。そんなアングラーのニーズに応えて豊富なラインナップを揃えているのが、テイルウォークのL-ジギーズSSDシリーズである。

そして今年、中・大物の青物やドラゴン級のタチウオなどにも対応する、パワーのあるモデルとしてL-ジギーズSSDストロングアーチが加わった。その名の通り、負荷が掛かったときのロッドの曲がりが美しく、安心してファイトができるモデル。その理由は使っているブランクスに秘密がある。メインのマテリアルは24tの中弾性カーボンシートで、これはトルクとパワー重視。そこに45×45バイアスカーボンを巻き、さらに外側をX状のカーボンテープで巻きつけ締め上げることでネジレを抑制している。これによってネジレよる力の分散がなく、ブランクスのパワーを無駄なく引き出すことができ、パワーファイトが可能になのだ。

ブランクスの特性を最大限に活かして強さを追い求めたストロングアーチモデル。高負荷が掛かっても美しく曲がり、アングラーが不安なくファイトできる。

90°と0°の繊維方向のカーボンシートの間に45°×45°のバイアス状のカーボンシートを重ねてネジレを抑制している。

カーボンシートだけでなく、X状にカーボンテープを巻きつけ、さらにネジレを抑制。しかもバット部分のサポートだけでなく、ティップまでカーボンテープが巻かれている。

ガイド、リールシートは信頼の富士工業社製

熱に弱いPEラインを保護するために重要なのが、信頼できるガイドリング。最近は安価なロッドには粗悪なガイドが付いていることがあるが、L-ジギーズSSDストロングアーチに採用されているのは信頼の富士工業社製SiCリングガイド。このガイドをトップからバットまですべてに使用。

また、ブランクスの特性をフルに活かすためは、リールをしっかりホールドできることも大切。そのためL-ジギーズSSDストロングアーチでは、富士工業社製のTCSリールシートを採用している。小型のベイトリールから中型のベイトリールまで対応する#17サイズなので、リールを選びに迷うことがない。

ラインの寿命を大幅にアップ。改良型ハードリングと比較すると20倍以上! 熱伝導率はハードリングの5.7倍と、圧倒的にラインに優しいSiCリングを搭載。

ホールド性、強度面で信頼の富士工業社製TCSリールシートを採用。ジグをしゃくった際のブレを排除し、無駄なくルアーにアクションを伝え、長時間使用時の疲労感を軽減。#17サイズを採用している。

2番クラス、3番クラスがラインナップ

パワーがあり、ネジレを軽減したブランクスを採用することにより、クラス表示を大幅に超えるパワフルなジギングに対応するL-ジギーズSSDストロングアーチ。今のところは2モデルがリリースされている。

 

【C612】6フィート1インチの1ピースモデル。許容ジグウエイトのマックスは150gだが、意図的にジグを飛ばさないシャクリであれば250gまで対応する、ライトでありパワフルなモデル。

【C613】3番クラスの表示でありながら、同等クラスの規格を大きく上回るパワーモデル。6フィート1インチと使い勝手がよく、許容ジグウエイトのマックスは180g。C612モデルと同様に、意図的にジグを飛ばさないアクションであれば最大280gまで使える。

 

製品情報
L-JIGGYS SSD STRONG ARCH
(L‐ジギーズ SSD ストロングアーチ)
https://www.tailwalk.jp/product/l-jiggys-ssd-strong-arch/

まとめ:サーフ金太郎

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