その日の状況を見極め、ジグセレクトで攻略!

サクラマスジギングにおいてのシマノの追求。サクラスペシャルのカラーラインナップが追加!
スティンガーバタフライ センターサーディーン&シックスサイド

いよいよ2024年冬から2025年春にかけてのサクラマスジギングシーズンが開幕する。地域によりスタート時期は異なるものの、多くのサクラマスジギングファンが準備をし始めていることだろう。今回、紹介するのはシマノから2025年1月に発売予定となっているサクラスペシャルと名前が付いたジグ2種類。果たしてそれぞれどんな性能なのか、チェックしておきたい。

サクラマスジギングにおいてのシマノの追求。サクラスペシャルのカラーラインナップが追加!<br>スティンガーバタフライ センターサーディーン&シックスサイド

スティンガーバタフライ センターサーディーン サクラスペシャル

どんなジギングでもそうだが、サクラマスジギングにおいても、その日、どんなジグアクションにサクラマスが反応するのかを見極めることが釣果を伸ばすために大切である。そのためアングラーは多種類のジグを持ち込み、さらにその持ち込んだジグを色々なアクションで動かして探していく。そんな模索する時間帯の時、ある動きに特化した性能のジグではなく、さまざまな動きを演出できるジグで探したほうが答えを見つけやすいといえる。シマノがそんな見極めにベストなジグとしているのが「スティンガーバタフライ センターサーディーン」だ。

このジグは、フォールスピードや滞空時間、スライド幅といった動きのすべてが、数あるシマノジグの中で真ん中の設定。強く長めのジャークの後、ジグが横を向き、フォールに移行する瞬間にバイトへと繋がることが多いという。この動きが連続バイトへと繋がることも多く、このジグでのヒットをヒントに、フォールを強めたり、対空時間を長くしたり、ジャークを強弱、ジャークの長さなど、何が良かったのかを見極め、次のジグへとローテーションしていくことで更なる釣果へとつなげられる。パイロットジグとして、最初に装着するのに最適なジグというわけだ。

 

そんなスティンガーバタフライ センターサーディーンに、サクラスペシャルとしてトレンドカラー×グロー(グローパーマーク、グロードット)というサクラマスカラーが6種ラインナップされていたが、2025年は更に4色追加。どれも釣果につながりそうな配色だ。

最初に発売されたサクラスペシャルのカラー。Sブルピングローパーマーク、STピンクバックグロー、Sフルレッドグローパーマーク、Sチャートグローパーマーク、Sグリキンピンクベリー、Sクロギングロードットベリー。

2025年1月に追加となるのが、この4色。新色全てに共通しているのはパーマーク、ドット、エッジなどの着色パターンでグローカラーの採用。パープルやチャートは強い色を採用することでアピール力を高め、ダイナマイトオレンジは、蛍光オレンジのソリッドカラーの上から、シマノ独自の透過型スケールブースト(キョウリン)ホログラムを採用した北海道実績カラー。ナチュラルサンセットは、背中からパープル、ゴールド、シルバー、そして腹のブルーグローで、マヅメ時に強いモデルだ。

そんな新色について、サクラマスジギング好きであり得意とするシマノインストラクターの山本啓人さんはその効果を語る。
「僕が釣れる、釣れると言い続けているセンターサーディンですが、4色追加して10色になりました。4種の新色すべてに共通しているのはグローカラーの採用。パーマーク、ドット、エッジなど着色パターンに変化を持たせているのも特徴です。研究機関のデータでもサクラマスが強く反応することが実証されているカラーです。ダイナマイトオレンジは北海道での定番であり、実績の高いカラーです。ナチュラルサンセットは過去の経験から、ヒットカラーの合作で彩られた1本。ブルーのグローカラーを採用しているのも特色です。

サクラスペシャルは、110g、135g、160gモデルに採用。

製品情報
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorejigging/jig/a155f00000dpwu2qaf.html

シックスサイドのサクラスペシャル

もう一つ、2025年の1月にサクラマスカラーが追加されたのが、シックスサイドだ。このジグは、ジャークを入れることで横方向にショートスライドを演出。更にジャーク後はボディ後方が上がり、直後に一瞬、バイトチャンスとなる水平姿勢を演出する。更に水平姿勢の後には、バタツキや横移動が抑えられたフォールに移行。素早いフォールは、ターゲットの視界から逃げるような動きとなるため、そのタイミングでリアクションバイトを誘発するという。レンジを細かく刻んで攻略していく、サクラマスジギングに最適なアクションを演出するのだ。

シックスサイドはボディが6面で構成されている。他のジグより反射面が多い。

「センターサーディンでサクラスペシャルとして採用されてきたカラーに、新しく4色を加えて構成しています。シックスサイドは名前の通り、ボディが6面で構成されています。ほかのジグより反射面が多いので、その面を効果的に使っているカラーが多いのが特徴です。ブルピンはサクラマスジギングでは絶対的なパイロットカラー。チャートは実績カラーであり人気色なので、グローパターンを変えて2色用意しています。アシメグリピンはなかなか複雑なカラー。グリーン、ピンク、ゴールド、シルバーで構成しています。アシメピンクはセンターサーディンでも実績のあるカラー。クロギンはナチュラルカラーになります。素直な潮で釣りやすいときはセンターサーディン。シックスサイドは潮の流れが素直なときも活躍しますが、二枚潮、三枚潮と条件が悪いときほど有効です」(山本啓人)

サイズ展開は、130g、150gの2種類。

製品情報
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorejigging/jig/a15f900000eimmaia3.html

その他、シマノではサクラマス対応カラーを揃えたジグとして、3つのフォールアクションを演出する「スティンガーバタフライ サーディンウェーバー サクラスペシャル」、スローからハイピッチまで幅広く対応する「スティンガーバタフライ ペブルスティック サクラスペシャル」といったモデルもある。こちらもチェックし、ぜひ使い分けて攻略していきたい。

 

スティンガーバタフライ サーディンウェーバー サクラスペシャル
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorejigging/jig/a155f00000c5cyiqaf_p.html

 

スティンガーバタフライ ペブルスティック サクラスペシャル
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorejigging/jig/a155f00000c5cyfqaf_p.html

まとめ:アングラーズタイム編集部

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