カツオ狙いの秘密兵器
ナブラ撃ちならコレ!!
100m遠投も可能なスーパールアー
【オシアペンシル・ソリッド100HS】
鳥山ができ、船がスピードを上げてナブラに向かう。距離が詰まったときにアングラーがルアーをキャストする。しかし、カツオは捕食をし続けているのにルアーへの反応がない。やがてナブラが沈み、カツオが離れていく。「ダメだ、捕食されているのはマイクロベイトだね」とアングラーのため息交じりの耳慣れたセリフ。そんな状況を打開するために開発されたのがシマノ オシアペンシル・ソリッド100HSである。【小型ベイトフィッシュ対応。透明感と飛距離にこだわったソリッドモデル】と謳う、このルアーの秘密を探ってみよう。
ライトコンセプトでカツオ釣りが楽しくなる!!
シマノから発売されたオシアペンシル・ソリッド100HS。ウエイト54gで100mmサイズのヘビーシンキングペンシルで、小さなベイトフィッシュを捕食しているカツオ、キハダなどの青物に対応するモデルだ。ただ、ベイトのサイズが100mmという状況で使うことを意識したのではなく、ソリッドボディにすることで限りなく透明度を高め、クリアカラーではマイクロベイトの状況にもマッチする。さらにソリッドボディであることにより、シマノが提唱するライトコンセプトのタックルを使用することで、想像以上の飛距離を実現するのだ。
※ライトコンセプトの詳細は下記動画で解説。
オシアプラッガー ライトコンセプト × 田代誠一郎【本気のライトキャスティングロッド】
アクションは水面、水中と多彩に演出可能
オシアペンシル・ソリッド100HSの基本的な使用方法は、ロッドを立てたまま軽くジャークをしてルアーを水面で躍らせるスキッピング。これによって逃げ惑う小魚を演出する。ただそれだけではなく、着水からカウントダウンしてフォールさせ、ロングジャークで誘うのも効果的だ。
ルアーデザインのコンセプトは、アクション時に頭上がりになり過ぎないというもの。そのため内蔵ウエイトの重心は前方寄りになっている。また、重要なパーツとしてボディ後方にテールフィンを搭載。これによってスキッピングさせたときにはイレギュラーに動き、水中でアクションさせたときはルアーが回らないようにしている。
さらに大物にも対応させるため、線径1.2mmの貫通ワイヤーを採用している。フックアイは2箇所にあるが、状況によってはテールフック1本でもしっかりアクションするように作られている。
カツオ好き船長、サンライズ田代誠一郎氏も開発に参加
「オシアペンシル ソリッド100HSは、僕にとってはカツオ用ルアー」と語るのは、サンライズの田代船長。サンライズというとビッグゲーム船の印象が強いが、田代船長はシビアな状況から正解を導く、謎解きのようなライトゲームの楽しさも熟知しているアングラーだ。
そんなシビアな状況を打開してスッキリさせてくれるのがオシアペンシル・ソリッド100HSの存在だ。特にソリッドルアーならではの【小さくても飛ぶ!】ということと、クリアベースのカラーリングは、他のルアーには代用できないものといっていいだろう。
標準装備されているフックは、大型のカツオや小型のキハダに対応するため大きめが装備。ただ、シビアな状況化ではフロントフックのサイズをワンランク落とす、またはリアフック1本だけにするのも効果的だ。
オシアペンシル・ソリッド 100HS
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/lure/offshorecasting/topwater/a155f00000dotkkqaf.html