高い性能を備えながら手に取りやすい価格で人気!

シマノ・グラップラーシリーズが
オールジャンルでリニューアル!
タイプLJ&SLJモデルを紹介

シマノのオフショアロッドシリーズの中でエントリーモデルとハイエンドモデルの中核と言えるグラップラーシリーズ。ジギング、スロージギング、ライトジギング、スーパーライトジギング、キャスティングとタイプが揃い、トータルバランスが良いことから人気のシリーズである。そんなグラップラーが、更に進化して2025年に発売。まずはタイプ・ライトジギング/LJ、タイプ・スーパーライトジギング/SLJを紹介したい。

シマノ・グラップラーシリーズが<br>オールジャンルでリニューアル!<br>タイプLJ&SLJモデルを紹介

オフショアゲームに幅広く対応する
シマノ・スタンダードロッド・グラップラー

シマノから2024年12月に発表されたリニューアルされたグラップラーシリーズ。発売は1月となっており、年明けから各地で行われる展示イベントで手に取ることができるだろう。また、準備でき次第で店頭にも並ぶと思われる。シリーズは、スロージギング、ライトジギング、スーパーライトジギング、キャスティングとあり、全39アイテムがラインナップ。ブランクには、シマノテクノロジーであり、軽さと強度を両立する基本構造「スパイラルX」と、ネジリ剛性を高めることでブレやパワーロスを抑える強化構造「ハイパワーX」を搭載し、ライトターゲットから大物まで対応するアイテムが揃っている。今回は、その中からタイプ・LJとSLJモデルを紹介したい。

今回紹介するグラップラータイプLJ、SLJは、ともに全身がスムーズに曲がるアクションを追求し、細径化ブランクスが採用されている。軽やかに小型ジグを操り、柔軟かつスムーズな曲がりでバラシやラインブレイクを防ぎながら曲げて楽しむファイトが可能。その際に生じるブレ・パワーロスを、スパイラルX、ハイパワーXが徹底抑制する。スパイラルXは、ロッドの縦繊維の内側と外側にカーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きした三層構造。パワー伝達が良くなり、軽さを維持する。一方、ハイパワーXは、ファイトやキャスト時に生じるネジれを抑え込む強化構造。ブランクスの持つ本来の性能をフルに発揮することが可能になる。

近海のジギングに広く対応するLJモデル

ライトジギングは、時代とともにより釣果を得られるようにと、テクニカルに進化し続けている。そんなライトジギングに合わせて「ジャーク。レスポンス・ストレスフリー」の総合性能に磨きをかけて登場させたのが、今回のグラップラー・タイプLJである。細径化されたブランクスは、スムーズに曲がり、ジグを軽やかに動かせるように設計。細径化によって生まれるブレやパワーロスなどを、スパイラルXとハイパワーXによって徹底的に抑制。柔軟かつスムーズな曲がりによって、バラシやラインブレイクを防ぎつつ、ファイトを楽しむことが可能だ。ベイトモデルにはテクニカルホールディングシート、スピニングモデルにはパーフェクションシートXTを採用し、軽い力で握れるとともに操作性も上げられている。

ベイトモデルのテクニカルホールディングシートは、ライトジギングとのベストマッチを追求したフルホールディングシートのライトバージョン。フードの段差が少ないシームレス設計によって握り込んだときの違和感が少ない。また、底面フラット設計と後端を太くしたデザインによりフィット感や握りの安定性が向上している。

スピニングモデルには、パーフェクションシートXTを採用。ホールド性を高めた軽量・高感度のリールシートで、段差がなく、ガッチリと握り込める。またカーボン強化素材CI4+ならではの振動伝達率も備える。

ちなみにタイプ・LJシリーズは、6アイテムあり、ベイトはB63-1、B63-2、B63-3の3アイテム、スピニングはS63-1、S63-2、S63-3の3アイテムの構成。長さは全アイテム6フィート3インチ。ライトジギングは、使用ジグのウエイト、ジグの性能、動かし方、その時の潮の流れ、回遊している魚のサイズなどによってタックルを変化させることで釣果に結びつけられることも多い。そのようなことを考慮すると、同じレングスで異なるパワーのロッドを揃え、それらを使い分けていったほうが答えを見つけやすい。釣果により近づくためのラインナップと言えるだろう。

小型軽量ジグを意のままにコントロールできるSLJモデル

タイプ・LJモデルよりも更に繊細なタイプ・SLJ(スーパーライトジギングモデル)。細身のブランクスによって引き抵抗を感じにくい小型の軽量ジグでも、しっかりと感じつつコントロールすることが可能。LJモデルと同様に、柔軟かつスムーズなアクションが、バラしやラインブレイクを防ぎつつ、こちらもスパイラルX、ハイパワーXが搭載されていることで、ブレやパワーロスを抑制するとともに、ロッドを曲げ込んだファイトを楽しみつつ、安心した魚とのやりとりが可能。イサキ、マダイ、根魚などのSLJターゲットはもちろんのこと、突然の青物などのヒットにも、慌てずにやり取りすれば、しっかり対応してくれる。

ラインナップは、スピニングはキャストして広く探ることも多いため、6フィーと6インチの長さで、00番と0番の2種類。ベイトは、繊細なアタリ、フォールでのアタリもしっかりと捉えられる00番の6フィート3インチ。グリップ周りは、LJモデルと同じ仕様になっている。

まとめ:アングラーズタイム編集部

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