近海のライトキャスティングをマルチにこなす
最新ブランク素材を使用した
XESTA・CATAPULT
LIGHT SPEC
オフショアのビッグゲームからライトゲームまで幅広く製品展開をしているゼスタ。ゼスタのオフショアアイテムというと遠征などで使用するジギング製品のイメージが強いが、ここ数年で力を入れているのがキャスティングアイテムである。2025年、そんなキャスティングアイテムに、ライトスペックのモデル「カタパルト ライトスペック」が登場。どんなモデルなのか、紹介したい。

ゼスタロッドテクノロジーを集結
近年、流行のライトキャスティングの釣り。湾内のシーバスやサワラをターゲットにしたものから、大海原でのカツオゲーム、中型青物、そしてシイラなど、手軽に楽しめる釣りだ。しかし、キャスティングの飛距離、操作性、感度など、道具選びで差が出る釣りでもある。そんなことから、ゼスタで開発が進められたのが、今回紹介する「カタパルト ライトスペック」だ。
このモデルは、XESTAがこれまで培ってきたブランクステクノロジーを集結させて設計されたモデルとのこと。オフショアの近海キャスティングゲームを軽快に曲げて楽しむ」をコンセプトに開発され、流行のブレードジギングからプラグを使ったジャーキング、トゥイッチまでマルチにこなす性能を備えている。
最新素材「トレカ®️T1100-G」を使用
このモデルで注目なのは、最新ブランクス素材である「トレカ®️T1100-G」を使用している点。この素材は、東レ株式会社が開発し、第三世代カーボンと呼ばれ、従来の炭素繊維と比べ、強度と弾性率が高く、バランスが優れているのが特徴。より高負荷に耐えられ、しかも反発力も高いことから、少ない力でルアーをキャストすることができる。そして軽い。さらにキャスト後にティップのブレが少ないことから、高精度のキャストとともにトラブルも少ない特徴を持つ。この最新素材を、今回のカタパルト ライトスペックでは採用。細身のブランクスでありながら、キャスト時は僅かな力で遠投が可能であり、ブレードジグやプラグの操作時には、情報をしっかり伝達するとともに、より思い通りの操作が可能。さらに予想外の大物のヒットにおいも、しっかりと対応してくれる。
ブレードにベスト、プラグにベストな2モデル
それでは、どんなモデルがラインナップされているのか? まず2025年に誕生するのは2モデルで、S66L-J、S72MLだ。どちらも幅広く使えるように設計されたモデルであるが、S66L-Jはブレードジギングに最適なジギングブランクモデルとなる。アンダーでもしっかりとブレードジグをキャストすることができ、プラグをキャストすることも可能。ファーストテーパーの高弾性ブランクスを採用し、小さなバイトを逃さない感度を装備。さらに大型魚のヒットにも対応するバットパワーを備える。ブレードジグでは、シャローからディープまで対応可能だ。

適合ジグ:キャスティング60g、スローMAX180g。適合プラグ:キャスティングMAX50g。適合ライン:PE 0.8〜2号。自重119g。本体価格:未定
一方、S72MLは、ブレードでも活躍するが、プラグを使ったキャスティングゲームを得意とするモデル。ファーストテーパーで高弾性のブランクは、キャスティング時のブレが少なく、飛距離をしっかりと確保。ミノーやトップウォータープラグの操作性がよく、ジャーキングやトゥイッチでのアクションが得意。もちろんバイブレーション等にも対応。シーバス、サワラ、中型青物狙いのプラッキングで活躍するモデルとなっている。どちらのモデルもワン&ハーフ使用になっており、携帯性が良いのも特徴だ。

適合ジグ:キャスティング80g。適合プラグ:キャスティングMAX70g。適合ライン:PE 0.8〜2号。自重119g。本体価格:未定

キャストやアクションの際にライントラブルを回避するガイドセッティング。バットセクションにPカラーKWガイド(SiC-S)、ティップセクションにPカラーKTガイド(SiC-S)、PカラーLGトップガイド(SiC)を採用している。

長めのEVAバットエンドを採用。これは、脇に挟んでのアクションや速巻き、肘に当ててのアクション操作時にホールド性を高めるため。エンド部分にはXESTAのマークをエンボス加工で刻印。

グリップはVSSリールシートをアップロックでセット。リールフードは緩み防止機能があるTVSフードを採用。べたつきを防止するマットブラックで塗装されており、快適にキャストできるように設計。
製品情報
https://xesta.jp/catapult_light-spec/
製品動画