秋のベイトフィッシュを捕食する大型フィッシュイーター狙いに!

話題のルアーGOOD BAIT・BnD180Fの新色“ホロバック”
ANGLERS TIME独占初公開!

ルアーカラーやカラーローテーションといった、ルアーの“色”にまつわるネタや悩みは、ルアーアングラーとってはある意味“永遠のテーマ”のひとつ、と言っても過言ではないかもしれない。そんなルアーカラーのテーマにこの秋、新進気鋭のルアーメーカー「GOOD BAIT」から、ひとつ提案。なんとプラグの背中にもホロが貼られた“ホロバック”という新色が、こちらも話題のルアー「BnD180F」に搭載されて登場する。
見た目はまさにギラギラのビカビカ。「いかにも釣れそう!」と思ってしまうが、これがこれまでありそうでなかったカラーなのだ。ここでは、そんな“ホロバック”をANGLERS TIME独占初公開。GOOD BAITの山田普さんに、“ホロバック”について詳しく解説してもらった。嬉しくも楽しい“色の悩み”のネタがまたひとつ増えてしまった…。

話題のルアーGOOD BAIT・BnD180Fの新色“ホロバック”<br>ANGLERS TIME独占初公開!

GOOD BAITからの提案。
新たな引き出しとしてのベースカラー“ホロバック”

ルアーの色やカラーローテーションを意識するアングラーは多いことだろう。ルアーの“色”に対する考え方は、それこそアングラーの数だけあると言っても過言ではないほどであり、“色”で釣果が変わることは、もちろん“ある”。そんなルアーのカラーについて、GOOD BAITからひとつの提案。それが“ホロバック”である。

多くのプラグは、ルアー側面にのみホログラム箔(以下:ホロ)やアルミ、またはシェルが貼られ、背中やお腹は塗料で塗装されている。もしくは、これはプラスチック製のプラグに限られるが、ほとんど塗装されていない“クリアカラー”というものもある。逆にボディすべてに塗料を塗った全塗装カラーもあるだろう。多種多様の、いわばゴマンとあるルアーのカラーであるが、この秋GOOD BAITから、カラーローテーションの基軸のひとつとなりうるベースカラーがBnD180Fの新色として登場する。それが前記の“ホロバック”だ。

側面にくわえて背中もギラギラフラッシング。
秋の輝くベイトフィッシュを捕食する大型魚を光で刺激

“ホロバック”とは、その名の通りルアーの側面のみならず、“背中”にもホロを貼ったカラー。見た目はまさにギラギラ。見るからにアピールが強く“釣れそう”なのであるが、意外や意外というか、背中にホロを貼ったプラグというのは案外見かけない。

ではなぜそんな“ホロバック”を作ったのだろうか…? GOOD BAITの山田普さんに話を聞いてみた。
「塗料で塗装された背中の場合は、ましてやルアーはダーク系のカラーが多いゆえ、その部分では光を吸収します。一方でBnD180Fはほぼ垂直に近い姿勢で海面に浮き、その角度はおよそ70〜80度。光の反射は入射角と同じ角度で抜けますから、ルアー側面にプラスして背中でも光を反射させてビカビカさせることによって、ルアーの後方から追尾して来た魚や、下方向から見上げている魚に対してのアピールということで考えた場合、背中部分の効果・影響は非常に大きいと思いました。とくに、秋から冬のベイトフィッシュを捕食している大型フィッシュイーターには、よりいっそう効果的なのではないかと考えます。そういった発想からこの“ホロバック”は誕生しました」

ホロバックライム ホロバックアクア

ボディ側面のみならず、背中にもホロが貼られたGOOD BAIT・BnD180Fの新色「ホロバック」。この秋は「ホロバックライム」(上)と「ホロバックアクア」(下)の2色が登場。常にギラギラと光を海中に反射し続けて、ベイトフィッシュを捕食する大型フィッシュイーターたちを魅了する。

ホロバックは
“カラーローテーション”のいち要因として

ではなぜプラグの腹側にはホロを貼っていないのか? ということだが、技術的には腹側にホロを貼ることは可能。ただ、腹側はフックによる傷が付きやすい場所であり、BnD180Fは前述のように垂直に近い浮き姿勢であるため、ステイ時により確実かつ効果的に光を反射させられる背中側にのみあえて貼り付けるという選択をしているという。

さらにこのホロバックは、現在多くのルアーが採用している背中を塗料で塗ったカラーよりも勝っている、常に有効である、という意味ではない。
「背中を塗料で塗ったカラーは、光の明暗や明滅が期待できます。これは、言うまでもなく非常に効果的です。むしろこのほうが食うことは絶対的にあります。したがって、そういったカラーはこのBnD180Fにも採用しています。つまりホロバックは、“カラーローテーション”のひとつの要素として、ひとつの引き出しとして使い分けていただけると嬉しく思います。ちなみに、ホロバックの背中の塗装色は、ホロが光を反射し続けるなかでも、反射する光の色を変えてアピールに変化を持たせる、という意味合いで塗装しています」(山田さん)

このように、“ホロバック”は単なる思いつきで背中にホロを貼ったというものではなく、実釣を通して考え抜かれた結果誕生したことをご理解いただけるのではないだろうか。

この秋、満を持して登場するGOOD BAIT・BnD180Fの新色“ホロバック”。秋から冬の最高のシーズンに、ぜひ貴方のカラーローテーションに加えていただきたい。また、GOOD BAIT・BnD180Fの新色“ホロバック”については、近日動画でも紹介予定。お楽しみに!

製品情報
GOOD BAIT
https://www.good-bait.com

写真と文 : 滝徹也

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