トンジギ、今期スタートしてます!
ダイワ・SALTIGA Rに、トンジギ対応モデルが登場!
秋からスタートする、三重、和歌山でのビンチョウを狙うジギング、通称トンジギ。関西圏のアングラーにとって、ジギングでマグロ類が釣れること、そしてヒットしたならばマグロならではの走りを楽しめることから、近年流行している釣りだ。近海のジギングロッドとして発売されているSALTIGA Rシリーズに、そんなトンジギに対応する大型青物対応モデル「J60B-4 MD」が仲間に加わった。
トンジギ、大型青物対応の細身、軽量ロッド
トンジギは、船はドテラ流しで流され、潮流も速いことが多く、風も強いなどの条件の中で、船長の指示ダナまでジグを確実に届ける必要がある。そのため重めのジグを使用し、さらに回遊してくるビンチョウを待つ釣りであるため、しゃくり続けなければならないジギングである。ただ、それらをきちんと行うことで、よりビンチョウに近づくことができる。そして強いビンチョウの引きを味わいたいアングラーは、この秋のシーズンインを今か今かと待ち焦がれている。そんなトンジギ2022年シーズンが、10月下旬になり本格的に開幕したようだ。
また、これから秋から冬にかけて、ブリ狙いのジギングもヒートアップする。エリアによっては潮や船の流される速度が速く、さらには小型タチウオを捕食するタチウオパターンも盛り上がってくることなどから、重いジグの使用が必要になってくる。そんなシーズンに合わせたかのように、細身のブランクスでありながら重いジグを難なく操作できる「SALTIGA R J60B-4 MD」がデビューしたのだ。
SALTIGA Rシリーズとは?
大型魚狙いのジギング&キャスティングから、スーパーライトジギングまで網羅するSALTIGAロッド。その中の今回のSALTIGA Rシリーズは、使用クラスは同じでありながら、3タイプの異なる弾性のブランク、レスポンス(Response=R)を使い分けることで、その時の海の状況、魚の状況にアジャストできるようにしたシリーズ。シリーズ内は、ハイレスポンス(HI)、ミッドレスポンス(MD)、ローレスポンス(LO)で構成され、同じパワークラスの中に数種類のモデルが用意されているのが特徴だ。細身のブランクスは、ダイワ独自のHVFナノプラス採用し、さらにパワー、操作性、ネジレ防止に繋がる、ダイワ独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)X45をティップ部から最外層に巻くことで、粘り強さもプラスしたシリーズだ。今回の「SALTIGA R J60B-4 MD」も、同様のブランク設計であり、見た目からは想像できない強さを備えている。
SALTIGA R
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NEWモデルは、大型青物専用設計
発売となった「SALTIGA R J60B-4 MD」は、ベイトモデルであり、品番の最後に入っている通り、ミッドレスポンス設定。適度な張りがあるレギュラーテーパー設計で、PE4号ラインの使用をメインにしたワンピッチジャーク、コンビネーションジャークでの使用に適している汎用性の高いモデルだ。重めのジグを使用して大型青物を獲ることを前提にデザインされており、長めのフォアグリップを装着。これにより、大物ヒット時にバッドエンドを腰に当ててのポンピング操作が行いやすく、しゃくり続けて疲れた時のポンピングジャークも可能だ。ちなみに細身、軽量でありながら、スペック上のジグMAXは250g。テスト時にはドテラ流しで500gのジグを使用しても問題なかったということから、汎用性の高さも併せ持っていることが伺える。使用ジグウエイトの幅が広いことは、1本で幅広い状況に対応することを意味する。ビンチョウ狙いのトンジギに加え、トンジギ時にヒットしてくるキハダにも対応し、さらに良型ブリにも対応する。ダイワ最新ロッドテクノロジーを盛り込んだSALTIGAの冠は、良型、大型青物狙いのアングラーの強い味方になってくれるに違いない。