クロマグロキャスティングで気になるロッドTRUTH JAPAN「Whitelnsight 7610」「Whitelnsight8210」

今シーズンでもまだ間に合う！
海峡マグロ攻略におすすめ！

クロマグロキャスティングで気になるロッド
TRUTH JAPAN
「Whitelnsight 7610」「Whitelnsight8210」

クロマグロの資源が増え、タックルの進化もあり、獲れる確率が増えたことから年々盛り上がりが増しているクロマグロゲーム。現在は捕獲制限で月初の数日しかできないものの、その数日で多くのアングラーがチャレンジしている。そんなクロマグロゲームで、記者が気になるロッドをピックアップ。それが、激流の津軽海峡でのマグロ釣りを想定したTRUTH JAPANの「Whitelnsight 7610」「Whitelnsight8210」だ。

INDEX

信頼できるロッドメーカー「TRUTH JAPAN」
PE10号（12号）対応のハイパワーモデル「Whitelnsight 7610」
PE10号でのロングキャストに特化した「Whitelnsight8210」

信頼できるロッドメーカー「TRUTH JAPAN」

クロマグロゲームのロッドは、相手がとんでもないサイズだけに、タックルは強く、そして掛かってからよりスムーズに浮かせられる性能を備えていなければならない。ただ強いだけでは、アングラーはそのファイトを耐えきれない。ヒット後に、ロッドを曲げられる時はしっかりと曲げ、相手にロッドの復元力も利用しつつプレッシャーを与え、少しでも疲れさせ、徐々に間合いを詰めていく必要がある。そんなロッドは、やはり多くの実績、経験を持つ人が作った、監修したものが安心なのは言うまでも無い。

今回紹介するTRUTH JAPANは、そんな経験と実績から生まれたロッドを多数ラインナップしているメーカー。ロッドブランクメーカーに長年勤め、自ら魚とのやりとりを経験して数々のロッドを作り出してきた前田大輔さんが代表を務めるメーカーだ。その中で、今回はクロマグロキャスティングロッドの新作、２機種を紹介したい。

PE10号（12号）対応のハイパワーモデル
「Whitelnsight 7610」

この「Whitelnsight 7610」モデルは、2020年にリリースされ、多くの実績を持つ7210モデルを、さらにパワーアップさせたもの。リリースされた7210モデルを、発売と同時に函館のクロマグロを追い続ける遊漁船Steelの船長に使用してもらい、ラインの抜け、飛距離、操作性が良いと高評価を得たのだが、「激流の津軽海峡での１００kgオーバー狙いで、ファイトに慣れた方はパワー不足と感じるかも」という意見をもとに作ったのが、今回の7610となる。そのパワーは、7210と比べ、120％アップ。流れのきつい場所での長時間の高負荷でのファイトに耐えられる調子、遠投性能、イワシから大型シイラパターンまで対応する性能を追求して完成させた。テストは、津軽海峡でのクロマグロはもちろん、与那国島でのスピニングマーリン、ヒラマサ、GTで実行。クロマグロだけでなく、さまざまな使い方をして細部の性能を検証し、完成に近づけていったという。

ブランク性能としては、腰ベルトからのぶら下げタイプのギンバルを使用してロッドを立てることで、ロッドエンドに負荷が集中するというもの。これにより腕力、背筋力、握力の消費を軽減でき、長時間のファイトを可能にしてくれる。ちなみに先に発売された7210は、初めて津軽海峡のクロマグロに挑まれる方、小型の方、小さなボートでの使用に適しているとのこと。一方、7610はファイト慣れしている方、攻撃的なファイトをする方、PE12号の使用も考えている方に向いているモデルだという。

Spec
Length : 7ft6inch (Glip Join)
Weight : 420g （#1 : 187g #2 : 233g )
Line : PE8-10 (12)
Lure : 60-250g

圧倒的な強度と信頼性を誇る、MNSGステンレスガイド仕様。

マグロとカジキ、引きの違い、適正ロッドの違いはあるが、パワー等を検証するために、あえてスピニングマーリンでもテスト。

製品情報
https://truthjapan.jp/products/5580/

PE10号でのロングキャストに特化した「Whitelnsight8210」

2025年７月リリースとなる「Whitelnsight8210」。こちらは120kg前後までのクロマグロを想定し、GT、大型ヒラマサ、アゲインストでの攻略、誘い出しといった、高い汎用性を装備したモデルとなる。7210モデルをさらにパワーアップさせ、遠投できるようにロングレングス化。ルアーはペンシル、ダイビングポッパーに対応。ファイト時には、高負荷で瞬発的な動きに対応して身体への負担を軽減してくれるが、パワーモデルのため、体重70kg以上の人におすすめとのこと。津軽海峡のクロマグロ、トカラや種子島のGTなどでテストを繰り返して完成したモデルとなる。