今シーズンの回遊に合わせて、そろそろ準備が必要では？
Tenryu・キャスティングロッドSpike最新機種
ビッグツナモデル＆近海のビッグゲームモデル

対マグロ用、PE10～12号モデル「SKH782S-XX」

Spikeには、ライトキャスティングゲームから近海の大型魚までをターゲットにしたノーマルのSpikeと、キャスティングでの大型魚だけをターゲットに絞り性能を追求したエキスパートシリーズSpike XPGがある。そのどちらでも2024年は最強モデルが発売される。

まずは、Spike XPGから解説したい。これまでSpike XPGには、対マグロ用のPE６～８号スペックで50～60gを下限に130gのプラグを使うのに適しているSKX832-H、対マグロ用のPE８～10号対応で60～70gを下限に150gまでのプラグに対応するSKH832S-HHというモデルがラインナップされていた。しかしそれだけでは近年の日本海で騒がれている大型クロマグロに対応できないことから、2024年は更にパワーを備えたSKH782S-XXを完成させて。そして今年の夏ごろには発売されるという。

この最強モデルは、PE10～12号で100g程度から230gほどまでのプラグ類を扱いやすいように設計。キャスト性能を重視したレングスで、これまでのモデルより若干レングスが短く、大型魚を獲るために設計したアクションにより、ヒット時のファイトではよりアングラーの負担を軽減。１番～５番ガイドのスレッドをトリプルラッピングで補強し、さらにグリップの先には、アシストグリップを採用し、長時間のファイトをサポートする。

メーカーホームページ詳細ページ
https://fishing.tenryu-magna.com/offshore/spike_xpg.html

紹介動画

オリジナルSpikeの最強モデル「SK822S-H」

オリジナルのSpikeは、近海を意識したラインナップとなっており、シイラゲームからマグロ系まで幅広いラインナップが特徴。最もライトな20～40gのプラグを扱いやすいモデルから、マグロ、ヒラマサ対応モデルまで発売されていたが、2024年は「SK822S-H」というモデルが2024年春に登場となっている。

これまでマグロモデルとしては、ライトツナモデルとしてSK802 S-MHH、ツナ用アンダーハンドキャストモデルとしてSK742S-MHHがあり、ヒラマサ対応として乗合船などで扱いやすいSK772 S-M、青物ゲームに幅広く対応するSK822S-MHがラインナップされていた。そして今回、追加された「SK822S-H」モデルは、40㎏のマグロ類に対応し、大型ヒラマサ狙いでも活躍する性能。オーバーヘッドキャストで遠投するのに適した8フィート２インチのレングスで、50～60gを下限に120gほどまでのプラグ類を扱いやすい設計。レギュラーファストテーパーにより、軽い力でプラグを遠投可能だ。

メーカーホームページ詳細ページ
https://fishing.tenryu-magna.com/offshore/spike.html

製品動画

大型ターゲット対応のマルチピースモデルもある

さらにSpikeには、2024年の新製品ではないが、その他のラインナップとして、航空機や列車移動などで持ち運びに便利な３ピースの「Spike Travel」モデルもある。

こちらは、SK803S-MH、SK803S-H、SK803S-HHの３ラインナップ。SK803S-MHは、ライトGTやブリ、ヒラマサに適した100gまでのプラグを扱いやすいモデル。SK803S-Hは、国内遠征で大型魚を狙うのに適し、150gまでのダイビングペンシルが扱いやすく、抵抗の少ないポッパーにも対応するGT、ヒラマサに対応。最もパワーのあるSK803S-HHは、200ｇまでの大型ペンシルやポッパーなどを扱え、シャローエリアのGTなどで、強引なファイトにも対応。大型ヒラマサ、マグロゲームにも対応する。

メーカーホームページ詳細ページ
https://fishing.tenryu-magna.com/offshore/spike_travel.html

ちなみにブランクは、全モデル、信頼のTenryuオリジナルのカーボンナノチューブ素材「C・N・T」を採用。その他、ガイドやグリップ周りなどの詳細については、Spikeの各ページを覗いて確認してほしい。春から、マグロ、ヒラマサ、GTのシーズンが開幕する。開幕まではあと少し。シーズンが始まってから準備したのでは、製品が欠品なんてこともある。今から今年チャレンジする釣り物を決め、最適なロッドを選んでおきたい。

まとめ：アングラーズタイム編集部