もう有名アウトドアブランドが最高とは言わせない

ダイワが防水防寒ウエアの最高峰をリリース

ダイワからGORE-TEX Productsを使ったテックボートウィンタージャケットとテックボートウィンタービブパンツがリリースされた。価格はセットで購入すると軽く10万円を超えるが、その完成度が半端ではない。アウトドアの有名ブランドのジャケットのみが10万を超えることを考えれば、決して高すぎるとは思わない。注目の製品だ!

ダイワが防水防寒ウエアの最高峰をリリース

着てみればわかる、釣りのことを本気で考えた機能が充実

防水透湿性能で信頼できる、保証付きのGORE-TEX Productsの2層素材というだけで選ぶ価値があるが、その素材感はアングラーがジャークやロッドさばき時のグリップエンドの引っ掛かりがない、絶妙な生地厚であることがうれしい。しかも生地がしっかりしていると突っ張り感があるが、それが一切ない。というのもこのジャケット、キャスティングやジギングでの動作を妨げない大型マチを背面に配置(内側にはストレッチ素材を採用)しているのである。つまり生地に余裕があるので突っ張り感がなく、デザイン的にも上手く処理されている。

もちろん、防水透湿性能だけでなく“防寒”性能も抜群。生地が薄くて暖かいのは釣り用として優れていることは言うまでもなく、それを見事に実現。冷えを感じやすい背面中心にDANROTECH®綿を採用することで、遠赤外線の輻射により体温を逃がしにくくしている。また、裏地の一部にアルミとカーボンを練りこんだ防風透湿素材を採用することで、体温を跳ね返すと同時に温かい空気を逃がしにくくし、寒い日でも効率よく身体を保温するのだ。

実釣時の機能性にも大変優れている。脇下はロッドエンドとの擦れによる汚れが目立たないブラック仕様。脇の止水ファスナーポケットは、ウエストタイプのライフジャケットと干渉しにくい場所に配置されている。雨が入らない二重袖。ストレスを感じずに着用できるフードなど、抜かりなく釣りに貢献する機能が充実しているのである。

表生地は、もはやその性能は説明不要なほど優れていることが認知されているGORE-TEX Products。

背面にあるアクションプリーツによって、腕を上げたときのキャストやジャーク、腕を下げたときのロッドアクションやランディング時における、生地の突っ張り感を排除している。

背面中心にDANROTECH®綿を採用した薄綿仕様。保温性と動きやすさを両立。

寒いときこそ、ビブパンツがありがたい

ジャケットとは別売のテックボートウィンタービブパンツも、アングラーには嬉しい機能満載。とにかく薄くても暖かい。表地はジャケット同様のGORE-TEX Productsの2層素材を採用。背面中心にDANROTECH®綿を採用し、寒い日でも効率よく身体を保温してくれる。

とにかくありがたいのがビブ仕様であること。お腹に一枚防風生地があるだけで、内臓の冷え方が段違い。なぜかアングラーはお腹の弱い人が多い傾向にあるらしいが、これでお腹に異変を起こすこともない。もちろん、ビブ仕様なので激しい動きでもずり下がることなく快適。

パンツはなんといっても歩いたときの突っ張り感がないことが一番。このモデルではヒザ下に動きやすさと保温性と軽量性を兼ね備えた素材を採用している。また、収納物が船べりや座った時に当たらないように考えられた位置にサイドにポケットがある。フロントのロングWファスナーは下からも開閉できる便利な仕様になっている。

ヒザの部分が突っ張るとすべての動作を阻害するので超ストレスだが、それがない!

冷えを感じやすい背面中心にDANROTECH®綿を採用。寒い日でも効率よく身体を保温してくれる。

ウエストは圧着リブ仕様。これによりサスペンダーを掛けた肩への負荷を軽くし、肩コリを軽減してくれる。また、ウエストを引き締めることで、デザインとしても美しい。

サイドポケットの位置は、船べりに腰を接しても収納物が当たらないように考えられた場所にある。

ダイワ DW-1124J GORE-TEX テックボートウィンタージャケット
https://www.daiwa.com/jp/product/geuvkn5

ダイワ DW-1124P GORE-TEX テックボートウィンタービブパンツ
https://www.daiwa.com/jp/product/ycvt1pd

まとめ:いくたあきら

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