2023年シマノ、秋の新作オフショアアイテム
秋口から本格化するブレードジギングロッドが登場!
シマノ グラップラー・タイプ ブレード
今や秋口から、あらゆるエリアでスタートするブレードジギング。サワラをターゲットに、ブレード付きのジグを高速巻きで誘い、イナダ等の小型青物のヒットを避けつつ混生するサワラをヒットさせられることから各地で定着した釣法である。そんな釣り方に合わせた専用ロッドが、ロッド・グラップラーシリーズに加わった。専用モデルだからこそできる性能を備え、よりキャッチへと近づけるモデルだ。
流行のブレードジギングと専用ロッド
ここ数年、各地でサワラゲームが盛り上がっている。その一つにブレードジギングの登場がある。それまでは、ジギングではワラサやブリのジギングの合間に、回遊してくれることで釣れたり、キャスティングではサワラの跳ねを見つけ、そこに間合いを詰めてプラグで誘い出すというスタイルであった。ジギングではある意味外道的な扱いのことも多く、キャスティングではサワラが水面付近までベイトを追いかけ回しているというのが条件であり、なかなかタイミングが合わないということも多かった。そんな中で出てきたのがブレードジギング釣法だ。サワラが浮いていようが、沈んでいようがメインターゲットとして釣れ、サワラは食べて美味しいことから、瞬く間に広がったのである。
ブレードジギングの流行は、誘い方の簡単さもその理由としてあげられる。キャスティングと違い、群れにピンポイントで素早くキャストするという難しさもなく、ブレードジグをそのまま沈めたり軽くキャストして、ボトムまで沈めたら、高速でただ巻きするというのが基本の誘い方であり、すぐにマスターできるというもの。それでいて良型のサワラがヒットするのだから、一気にファンが増えたのも頷ける。ただ、そんな入りやすい釣りにおいても、よりヒットの確率を上げるためには、釣法に合った専用のモデルが必要。ロッドにおいては、流用のもので楽しんでいる人も多いが、専用ロッドならより釣果が期待できるといえる。その一つが、2023年8月に発売となるグラップラー・タイプ ブレ―ドだ。
専用設計だからこそ得られる操作感と釣果
このグラップラー・タイプ ブレードは、シマノがブレードジギングゲームの本質に斬り込み、独自の専用設計によって「投げる・巻く・掛ける」のベストバランスを追求した新シリーズである。ソフトティップを搭載することで、ブレードジギング釣法独自の超高速リトリーブでもロッドのブレを抑え、ルアーの動きを安定させるクッション性、バイトに対する喰い込みやすさを両立。さらに強靭さと追従性を兼ね備えたブランクスが、ターゲットの強烈なカウンターアタックをガッチリと受け止め、より確実なフッキングとそれに続く安定したファイトをサポートする。
リールシートは従来のライトジギングロッドよりも太径に設計。これはグリップ性を向上させてよりしっかり握れるようにし、安定した巻きをサポートするためだ。もちろんバーチカルでの誘いだけでなく、キャストにも対応し、柔らかすぎない、ブレないといった要素を追求し、絶妙なバランスを備えていることで、サワラ・青物などさまざまなターゲットを攻略が可能で、他のジャンルのロッドの流用ではない専用ロッドだからこそ可能な納得のブレードジギングを心行くまで体感できるモデルだという。ちなみにアイテムは汎用性の高いS70-0と、パワー重視のS68-1の2モデルを展開。いずれもジョイントは持ち運びの利便性に優れるセンターカット2ピース仕様となっている。
S70-0
近海をオールラウンドに攻め抜くモデル
水深60m+α、ジグウェイトはバーチカル20~80g+α、キャスティングはMAX60gに対応するスピニングモデル。オフショアをはじめ、インショアにおける浅いエリアのキャスト攻略など、近海の多種多様なシーンに幅広く適応。 ※キャストウェイトは、アンダーやサイドからのキャストを想定。
S68-1
大型青物にも余裕で対応。パワー重視のスピニングモデル。
水深80m+α、ジグウェイトはバーチカル30~120g+α、キャスティングはMAX90gに対応するスピニングモデル。深場や潮が速いエリアの攻略、パワー重視のシチュエーション、大型のサワラや青物がターゲットとなるシーンで活躍。
※キャストウェイトは、アンダーやサイドからのキャストを想定。
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