獲れない魚が、獲れる時代に突入!!

革命的進化を遂げたPEライン、シマノ・オシア17+

シマノからPEライン、オシア17+が発売される。このラインはシマノ史上最強を謳っているだけに、それまでのPEとは一線を画す。17本構造であり、コアとなるPEの芯材を持ち、16本のPEを撚って作られている。さらに、耐熱シリコンによって周囲をコーティングしているので真円に近く、ツブレにも強く、従来のPEラインとは比較にならないほどのキャスト性能を実現させている。この注目のオシア17+を、今回深掘りしてみよう。

革命的進化を遂げたPEライン、シマノ・オシア17+

16本撚り、芯ありPEが大物釣りを変える

細くて強いラインが欲しい!! これはアングラーがラインに求める永遠のテーマだ。特に近年におけるクロマグロゲームをはじめとした巨大魚をターゲットとした釣りでは、最終的にはラインの強度が問われる。ロッド、リールの性能が上がり、船長、アングラーのテクニックが飛躍的に向上した昨今。今までは「PEラインの登場で釣りが変わったよね」といわれてきたが、近年では“強度不足のPEライン”がエキスパートアングラーを悩ませている現状がある。強度不足は簡単に言うと、タックルの限界ギリギリのファイトや、長時間のファイトでPEラインの強度が低下することであり、なんでラインが切れたのだろう????…と、疑問を抱く瞬間に遭遇したアングラーは多い。

今までのPEラインでは安心して使えない。そんなアングラーの声に応えて開発されたのが、シマノ史上最強であるオシア17+だ。

構造的にはイザナスSF700を16本撚り、号数によってイザナスSK60~SF600を1本の中芯としたものである。これによって強度低下の原因となる、繰り返し衝撃が加わることへの耐久性を向上させ、しなやかさを実現させた。また、ライン中央に一本の芯材を入れることによって、ラインのヨレやツブレを防ぎ、長時間のファイトでも初期性能を長く保つ。

新規格の原糸SF700の採用によって常識が覆った

PEラインを語るうえでよく耳にするのが、8本撚りよりも4本撚りの方が一本の太さがあるので、耐摩耗性で優れているということ。これを耳にすると、一般的には同じグレードのPEラインであれば、製造技術的に難しくなる、撚り数が多くなるほど価格が上がるので、PEラインを選ぶ際にアングラーは迷ってしまう。撚り数が多くなることのメリットは、表面の滑らかさに大きな差があり、キャスト時の飛距離やジグをアクション、フォールさせたときの水切れのよさやフォールスピード、タナとりの精度などに影響する。

ただし、話を戻して、今までのPEラインの場合は、撚り数が多くなると一本あたりの原糸が細くなり、表面は滑らかになるが、原糸が細くなったことによって耐摩耗性が下がった。しかし、だ。オシア17+では、この矛盾を新規格の原糸SF700を採用することによって解消したのである。SF700は従来のPEラインより3倍の太さで設計されているので、原糸レベルで高い耐摩耗性を持っているのだ。つまり今までのPEラインの常識を覆したPEラインになっているのである。

従来の原糸であるイザナスSK60の3倍の太さを持つイザナスSF700。この新原糸を使うことで、「多数撚糸=耐摩耗性に難あり」という構図を変えたのである。

PEラインのひとつの弱点として避けることができない色落ち。これをオシア17+では、新たな染色技術を採用してカラー保持時間を劇的にアップさせている。

最終形はインフィニティコネクトで目指す「究極のキャスティング性能」

NEWステラSW。このリールに搭載されている、飛距離を飛躍的にアップさせるインフィニティループは、リール単体ではポテンシャルを最大限に引き出すことができない。究極ともいえるキャスティング性能は、Xガイドを搭載したNEWオシアプラッガーリミテッドというロッドと、オシア17+とのマッチングによって、実現が可能になるのである。この悪魔的なマッチングは、今までのタックルの概念を大きく変えるものであり、三位一体となることで、オフショアゲームにおいてアングラーの大きなアドバンテージとなる。

オシア17+はインフィニティコネクトの思想によって、開発の段階からNEWステラSW、NEWオシアプラッガーリミテッドとマッチングさせて、究極のギアとなるように計算されて作られている。

表面の滑らかさに定評がある、8本撚りのオシア8と比較してもその差は歴然。新原糸SF700をシマノ独自の表面処理を行ったオシア17+は、さらにその上をいく平滑性。

キャンペーンページはこちら

シマノ オシア17+
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/line/saltwater_egi/pe/a155f00000enwg8qal.html

まとめ:サーフ金太郎

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