釣った魚の処理はこれひとつでOK!
ハピソン×津本式コラボアイテム『計測マルチハサミ』
津本式と呼ばれる究極の血抜きを編み出した津本光弘さん。津本式で処理した魚は長期熟成が可能となり旨味が増すことが話題となり、全国の釣り人や魚を扱う関連業者から注目されている。今回はそんな津本式・津本光弘さんとハピソンのコラボによって創り出された画期的なアイテムを紹介。オフショアの釣りは、魚も大きいことから、きちんと処理をして長く楽しみたいため、活躍してくれること間違いなし!
こだわり抜いた素材、性能で船上でも各処理が快適に!
切る、締める、ウロコ取り、内臓のかき出しなど、魚を美味しく食べるためには、様々な処理が必要。今回、改めて紹介する『計測マルチハサミ』は、ひとつですべてできるアイテム。ハサミとしてはもちろん、簡単に分解することができてナイフとしても活躍。うろこ取りも簡単にできるし、さらには締めツノも内蔵されている。名前の通りマルチに使用できる非常に便利なアイテムだが、それぞれの機能を徹底的に追求しているので各作業が快適に行えるのが特徴だ。
使用頻度が高いのはハサミやナイフとして使用する刃の部分。『計測マルチハサミ』。この部分は、金物の町として有名な三木で鋏の製造一筋の株式会社ドウカンによって、抜群の切れ味を実現している。フッ素加工が施されており錆びにくい上に切れ味は抜群。魚のヒレや内臓もスムーズに切断できる。
船によっては、船長がやってくれる場合もあるが、多くの場合は、アングラー自身が船上で魚を締める、エラを切って血抜きをする。その際、波があるとやりにくいケースもある。そんな時でも性能に優れる『計測マルチハサミ』なら、安全快適に処理することが可能だ。
締める、ウロコを取る作業もラクラク
魚の鮮度を保つために欠かせない工程のひとつに、魚を締める作業があるが、『計測マルチハサミ』には、脳締めするときに使用する締めツノが搭載されている。前述したように船によってはアングラー自身で作業することもあるので、現場では非常に重宝する。
締めツノは先端が鋭くなっており、頭の周辺の硬い部分でも問題なく刺すことが可能で、通常はグリップの内側に内蔵されているので、他の作業をしているときに邪魔になることもない。
ウロコを取る作業においても、非常に使い勝手が良い。刃を閉じた状態でウロコの硬い魚は黒の持ち手側(通常の刃の方)、ウロコの柔らかい魚は赤い持ち手側(刃と反対の背の方)を使用すると取りやすい。特に赤い持ち手側のほうは、ウロコが飛び散るのを抑える効果があり、魚の形状や大きさ、部位によって使い分けると快適に処理できる。
シンプルな構造でメンテナンスもイージー
『計測マルチハサミ』は、ハサミとしてはもちろん、ナイフとして使用できるのは前述の通り。ナイフとして使用するために本体をバラすには、刃の付け根(赤い持ち手のすぐ上)にあるネジ(刃ストッパー)を緩めるだけ。切刃(黒グリップ側)、受刃(赤グリップ側)、受刃の凹部に入っているバネといったパーツに簡単に分解できる。
このようにシンプルな構造なので、使用後のメンテナンスも簡単に行えるのがうれしい。オフショアではどうしても飛沫を被ることがあり、ハサミ類なども塩分を落とす作業は必須だが、手間をかけずに細部まできれいにすることができる。使用後、分解した部品は、食器用洗剤で汚れを落として真水で洗い流し、しっかり水気を拭き取って自然乾燥させるとよい。
使い勝手が良く、手入れも簡単な『計測マルチハサミ』は、オフショアゲームの良きパートナーとなってくれるだろう。
釣った魚のサイズも計測できる
また、この『計測マルチハサミ』はグリップ部に計測マーカーが付いていて、釣った魚のサイズを簡単に測定することができるのも特徴のひとつ。「App Store」や「Google Play」で計測アプリを検索してインストールしておけば、メジャーがなくてもスマホがあれば容易にサイズが分かるのだ。
オフショアでは大物が釣れることも多く、スマホで撮影する機会も多いはず。メジャーを出し入れしたり、使用後に洗ったりといった手間もかからないので、ぜひ活用しよう。