サワラ・ワラサ・タチウオ連発!

ジグを使い分けてターゲットを攻略
愛知県伊良湖沖のジギング

魚影が濃く、ポイントが豊富な愛知県伊良湖沖は、ジギングでも人気のあるフィールド。ベイトの回遊が増えると、さまざまなフィッシュイーターが回遊し、活性が高く、コンディション抜群の魚が狙える。そんな魅力的なフィールドに、ジャッカルプロスタッフの杉山代悟さん、フィッシング遊の椋本佳佑さんが釣行。そのときのジギングの模様と本命を攻略したジグの使い分けについて紹介しよう。

ジグを使い分けてターゲットを攻略<br>愛知県伊良湖沖のジギング

ジャッカルプロスタッフの杉山代悟さん、フィッシング遊の椋本佳佑さんが伊良湖沖のジギングに挑戦。

愛知県南知多町片名から出船し、伊良湖沖のポイントへ向かった。

3種類のジグを使い分けて青物を狙う

釣行当日、ジャッカルプロスタッフの杉山さん、フィッシング遊の椋本さんは、遊漁船「ブルードラゴン」に乗り込み、伊良湖沖のポイントへ向かった。魚種の豊富な海域で、釣況は上向いているという。絶好の釣り日和になりそうで期待が高まる。

まずはワラサ、サワラ狙い。杉山さんはロッド『バンブルズRB』のBBRB-C633を用いたベイトタックルに、ルアーは『バンブルズジグセミロング』の新色イワシショルダーグローをセレクトして実釣スタートとなった。

最初にアタリをとらえたのは椋本さん。パワフルな引きを楽しみながら浮かせてくるとシルバーに輝く魚体が浮かび上がった。船長がネットですくって勝負あり。椋本さんの1匹目は良型のサワラ。ヒットルアーは『TGバンブルズジグ』の150gだった。

その後、ジグのシルエットが小さいほうがいいと判断した杉山さんは、『バンブルズジグ ショート』に変更。すると狙い通りに、着底間際のフォール中に出たアタリをとらえて、ロッドを大きくしならせた。杉山さんの1匹目もいいサイズのサワラで、幸先のいいスタートとなった。

杉山さんは続けてサゴシをキャッチした後、椋本さんもジャカジャカ巻きの後のフォールで出たアタリを逃さずにフッキング。スピード感あふれる引きを堪能して取り込んだのはワラサだった。

まずは椋本さんが良型のサワラをキャッチ。

杉山さんもいいサイズのサワラを攻略。

今度はサゴシ。順調に釣果を伸ばした。

パワフルな引きにロッドが大きく絞り込まれる。

朝イチの時合にワラサも登場。

青物に続いてタチウオ連発!

朝の青物の時合が終了したところで、今度はタチウオを狙うことになった。ここで杉山さんは、ジグをタングステン製の『TGバンブルズジグ バンプ』にチェンジ。
「このジグはリア重心で、ジャカジャカしゃくるよりもワンピッチでスローに探るのに向いています」と杉山さん。タチウオやアマダイ、ハタなどの根魚狙いにもおすすめのジグだという。

すると、直後にフォールでアタリを取り、難なくタチウオをキャッチ。そして椋本さんも『バンブルズジグ ショート』でアタリをとらえて後に続く。タチウオも狙い通りの展開で、ダブルヒットするシーンも! 2人は順調に釣果を伸ばし、早々に別のポイントへ移動することになった。

ポイントを移動してタチウオ狙いにシフト。さっそく杉山さんのロッドがしなる。

狙い通りにタチウオを攻略。

ダブルヒットもあり順調に数を稼いだ。

『バンブルズジグ』シリーズの使い分け

今回の実釣で使用したのは『バンブルズジグ セミロング』と『バンブルズジグ ショート』、タングステン製の『TGバンブルズジグ バンプ』の3種類。杉山さんにその使い分けについて聞いてみた。
「セミロングは朝イチ活性が高い時、上方向への誘いで喰ってくる時に使います。ジャカジャカ巻きのような速めのワンピッチでジグを横に飛ばして誘うアクションが向いています。ショートは横の面(側面)が広いので、フォールするときに横を向いてヒラヒラと落ちます。ジャカジャカと同じアクションを続けるのではなく、ワンピッチからのフォールなど、フォールを入れるアクションが効果的です。バンプはタングステン製のリア重心で、潮が速い時とか水深が深い場所で底に着くのが早いのが特徴です。リア重心ながらロッド操作で跳ね上げるとすぐに横を向きます。速めの動きよりは底でチョコチョコと動かすようなアクションに向いています。バンプは遊泳力のあまり高くない根魚やアマダイ狙いにも向いているジグで、タチウオもよく釣れます」と杉山さん。今回の釣行でも的確な使い分けで、効率よく本命を釣り上げていた。

今回の釣行では3種類のジグを使い分けてターゲットを攻略した。

バンブルズジグ セミロング

バンブルズジグ ショート

TGバンブルズジグ バンプ

潮の動き始めを狙い撃って青物を攻略

タチウオを早々に切り上げて、再び青物のポイントへ移動。船長の話では潮の動き始めに喰う場所で、杉山さんは『バンブルズジグ セミロング』をチョイスし、早いピッチのジャカジャカ巻きで反応をうかがう。

杉山さんにタチウオがヒットしたが、このポイントでの狙いは青物。その後も2人はワンピッチなどで粘り強く誘い続けていると、今度は椋本さんのロッドが絞り込まれた。『バンブルズジグ ショート』150gを使い、ワンピッチで喰わせたのはワラサだった。

そして、杉山さんの操るジグにも反応が! 『バンブルズジグ セミロング』で速めのワンピッチで上へ、上へと誘っていると何度もバイトが! 誘い続けると狙い通りにフッキング成功。青物特有のパワフルな引きを楽しんで浮かせると、船長がネットでランディング。コンディションのいいワラサを手中に収めた。

水温が下がりベイトの回遊が安定すると、大きな鳥山も確認できるようになる伊良湖沖さらに大型の青物も有望なので、ぜひ釣行してはいかがだろう。

『バンブルズジグ ショート』150gのワンピッチでワラサを追加した椋本さん。

最後まで抵抗を繰り返す青物。スピード感あふれるパワフルなファイトが楽しめる。

杉山さんは『バンブルズジグ セミロング』でワラサを攻略。ジグを効果的に使い分けて見事な釣果を手にした。

愛知県南知多町片名から出船するブルードラゴン。

 

ジャッカルの製品情報(青物ジギング)はこちら
https://www.jackall.co.jp/saltwater/offshore-casting/products/category/bluefish-jigging/

フィッシングラヴァー東海の番組情報はこちら
https://fishinglover-tokai.com/back-number

動画で見たい方はこちら
https://locipo.jp/creative/7550debb-1e24-4a65-856e-34bb20a00177?list=a24f93b1-4ad9-4b27-ad1a-7dddbb1a8586

まとめ:アングラーズタイム編集部

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