SLJの釣りをワンランクアップさせる最新注目モデル
最先端の技術が投入されている
SLJロッドのスーパーベーシック
前作のダイワ「ブラストSLJ」からすべてが変わり、アウトレイジシリーズの血統を引き継いだスーパーライトジギングロッド「アウトレイジBR SLJ」。スピニング4機種、ベイト2機種の6機種をラインナップし、軽量ジグやシャローに対応したモデルから、オールラウンド系、ディープ&パワー系など豊富にラインナップされている。いずれも2ピースモデルで携行性に優れた注目のシリーズだ。
上位機種である「アウトレイジSLJ」に勝らずも劣らず
近年、オフショアフィッシングを身近なものにしたと再評価されているスーパーライトジギング(=SLJ)。ライトなタックルを使うため、アングラーに掛かる負荷が少ないので釣りのビギナーや、体力がない子供や女性でも楽しめるジギングだ。
だが、スーパーライトジギングは奥が深く、最初はエントリーモデルを手にして釣っていても、一歩先の繊細な釣りを実践してみたいと思うと次のタックルが欲しくなる。そんなアングラーにオススメなのが「アウトレイジBR SLJ」である。
使用感は上位機種である「アウトレイジSLJ」に勝らずも劣らず、エントリーモデルである「ヴァデルSLJ AP」を上回る。これだけの素材を使い、機能・性能があって価格は3万円を切るというのは、大メーカーでないと実現不可能だろう。まさにスーパーライトジギングに求められる性能のすべてを、高次元で融合した、ただのベーシックモデルではなく、そこから一歩踏み込んだスーパーベーシックモデルなのである。
1ピースロッドと見まがうほどの美しい曲がり
バイクや公共交通機関での移動の際や、収納時の省スペース化が図れるセンターカット2ピースモデルの「アウトレイジBR SLJ」。構造上2ピースモデルは、1ピースと比較すると強度や曲がりのスムーズさにいささか不安な点があるという考えから、敬遠するアングラーが多いのも事実。しかし「アウトレイジBR SLJ」はダイワの独自技術であるVジョイントを採用し、その不安を解消している。
Vジョイントは2ピースロッドのジョイント部の継部に、バイアス構造のカーボンシートを採用。ジョイント部の“補強”という単純な目的だけではなく、ワンピースロッドと見まがうほどの美しい曲がりを実現。Vジョイントを未搭載のものに比べてパワーや張り、復元力の早さが大幅にアップし、理想的なアクションを生み出している。
そして何といってもVジョイントによって、2ピースロッドとは思えないほどのキレイな曲がりをみせる。大物とのファイト時にもブランクスの一箇所負荷がかからず、安心したファイトを堪能できるのだ。
※ロッドの曲がりの美しさは実釣解説動画をご覧ください
細身の筋肉質ブランクスでリフト力がアップ
「アウトレイジBR SLJ」ではHVFカーボンとX45を採用。HVFはカーボン繊維をまとめる接着剤的な役割を果たす樹脂(レジン)量を減らし、代わりにカーボン繊維の密度を高めたもの。レジン量が減ることで軽量化を図れ、カーボン繊維の特徴を生かし切ることができるので、よりパワフルで粘りや強度を重視したブランクを形成する。
またX45は、従来のブランクス形成技術で主流になっていた縦繊維と横繊維の組み合わせだけでなく、ネジレを防ぐためにバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻く技術。これによってキャスティングからランディングに至るまでの釣りの基本動作のすべてを阻害するネジレを防止し、パワーや操作性、感度の飛躍的な向上を実現している。これらによって、2ピースの細身ブランクスながらも感度に優れ、リフトパワーも備えているのだ。
ソリッドカーボントップ「メガトップ」を採用
「アウトレイジBR SLJ」のティップには強度・感度に優れたソリッドティップ「メガトップ」を採用している。カーボン繊維が均一に分散しているのが特徴であり、中空のブランクスと比較すると製品ごとのバラツキが少なく、カーボンシートが重なる部分がないので、全方向に同様に曲がる。これらによってハイテーパーのティップをデザインすることが可能になり、「ティップがよく曲がる」ことによる、視覚的な感度もアップしている。細径で柔軟でありながら強度にも優れている。
※610MSはチューブラー穂先
アウトレイジ BR SLJ
製品ホームページ
https://www.daiwa.com/jp/product/e9xoc65