使い分けで、より釣果に近づける!
それぞれ、異なる性能を装備。
サンラインの最高峰PEライン!
ソルティメイト・アメイザーⅹ8、ⅹ4
サンラインから、2024年秋に新しいジギング用PEラインが登場した。その名もアメイザー。長きにわたりPEラインを発売し、多くのトロフィークラスの釣果をアングラーにもたらしてきたサンラインが、最高峰PEラインとして発売した今回のモデル。8本組み、4本組みがそれぞれ発売され、それぞれ使用用途が異なる性能を備える。各モデルの特徴を紹介したい。
最高品質のPEライン
今や世の中に様々なPEラインが発売されており、購入時に迷うアングラーも多いだろう。そんな時、優先したいのが品質の良さだ。掛かった魚は獲りたいと思うのは誰もが思うことだが、アングラーと魚を繋ぐラインの性能が悪くては、獲れる魚も獲れない。もちろん購入する際にお財布と相談となるが、可能な限りメーカーの最高品質のものを選びたい。今回、紹介するサンラインのアメイザーもそんな最高品質PEラインだ。
サンラインでは、2023年に高強力スーパーPEをさらに20%強度アップさせた、超高強力「ハイグレードPE(HG-PE)」をマテリアルに使用した「ソルティメイト・インフィニティブ」というPEラインが発売されているが、今回のモデルは「ULT-PE」をマテリアルに使用。ライン操作に優れた張りのある糸質のマテリアルで、高強力・高耐摩耗性をハイクラスで作り上げた究極品質のアルティメットPEラインなのだ。
ちなみにインフィニティブとアメイザーは、それぞれ異なるマテリアルなので使い心地は各モデルで特徴があるが、直線強力で比べると、どちらも8本組モデルの一部の号数で例として挙げると、インフィニティブの1号が18lb、2号38lb、3号51lbに対して、アメイザーの1号が 22lb、2号40lb、3号54lbとなっている。数値では若干の違いであるが、より引っ張り強度が高いことが分かる。
最高の強さと滑らかさの「アメイザーⅹ8」
さて、アメイザーの各モデルを解説したい。アメイザーには、他のPEラインと同様に8本組、4本組みがラインナップされているが、それぞれに大きな特徴を備え、ターゲットや釣り方によってセレクトすることで、より釣果に近づくことができる。
まず「アメイザーⅹ8」の特徴だが、このモデルは強靭な直線強力を備えたモデルとして開発されたもの。根際でのヒットや、ヒットしてから根に向かって走る魚に対してラインブレイクせずに仕留めるためには、その走りを制御する必要がある。ライン強度に対して可能な限りドラグを強く設定して、魚の動きを食い止める。そんな時は、やはり直線強力の高さが重要だ。
また「アメイザーX8」は、サンライン独自のSmooth Surface Processing(SSP)という特殊加工が施されている。この加工はマテリアルのポテンシャルをさらに引き出すというもの。PEラインの表面をよりスムーズに仕上げ、表面が滑らかで繊維の毛羽立ちを抑え、 真円に近い構造となり、極上の滑りを実現する。より素早くボトムへ、タナへジグを届けることが可能だ。
最高の感度と耐久性の「アメイザーⅹ4」
一方、4本組みの「アメイザーⅹ4」は感度にとことんこだわったライン。PEラインは伸びが少なく、感度に優れたラインであるが、それでも数パーセントの伸びがある。この伸びは、編み込んだ繊維が締まることで伸びるのだが、中深海、深場であればその数パーセントの伸びが大きな伸びとなる。それでは、深場の魚の小さなアタリを捉えにくく、ジグアクションのレスポンスも悪い。そこで「アメイザーⅹ4」では、安定した強度が保てる限界伸度である、「3%」を目指し開発したのだ。
マテリアルには、、張りがあり、高強力・高耐摩耗性を備えるアルティメットPEを使用し、特殊加工であるSmooth Surface Prosessing(SSP)を採用しているは「アメイザーⅹ8」と同じだが、さらに編み込みでLow Stretch Prosessing(LSP)という技術を採用。これにより、強力・伸び・耐衝撃力のバランスを考慮しつつ、超低伸度の「3%」を実現。600m巻きも用意されており、中深海、深海のスローピッチジャークにオススメだ。