MGモデルが加わって、6年ぶりのモデルチェンジ!

コンパクトになって操作性がアップ!
パーツが細部にわたって改良!
OCEA CONQEST CT

耐久性の高いデジタルカウンター付きリールとして、オフショアアングラーから絶大な人気を誇るオシアコンクエストCT。このモデルの特徴は、フォール時にラインの放出スピードを調整できるフォールレバー付きということ。フォールレバーを活用すると、フォール時のバイトがしっかりとれる。フリーフォールさせるとヒラヒラと舞ってフォールスピードが落ちる、またはヒラヒラと動くフォールが魚に警戒心を与えるので、そんな動きを避けたいときに有効だ。NEWモデルはそういった機能はそのままに、コンパクトになり、巻きの軽さと感度も向上。加えてデジタルカウンターやハンドルなど、細部にわたって改良されている。ディープタイラバに最適なMGモデルがリリースされることも注目!!

コンパクトになって操作性がアップ!<br>パーツが細部にわたって改良!<br>OCEA CONQEST CT

NEWモデルはボディがさらにコンパクトになり、パーツの細部が改良された。エレガントであり、重厚感もあるシルバーのボディとなった。
※301HG:2024年8月発売予定、300MG:2024年9月発売予定、301MG:2024年10月発売予定

 

巻き上げスタート時の滑らかさが、まさに異次元

まずNEWオシアコンクエストCTモデルで実感できるのは、見た目ではコンパクトになっているということ。そして実際に使ってみて感じることが、負荷がかかったときのひと巻き目のスムーズさ。そう感じるわけは、従来モデルにも搭載されていたマイクロモジュールギア+HAGANEボディという、“強い骨格に精緻な駆動システム”を搭載しているうえに、インフィニティドライブが加わったことによる。これによって歪のない巻き心地を可能にしたのである。さらに、水の中の変化をクリアに感じ取ることができ、ディープレンジからの信号を手元へ明確に伝えることが可能になったのだ。

過酷な状況から生まれたMGモデル

NEWオシアコンクエストCTにはMG(ミディアムギア)を搭載したモデルが加わった。これは日本海発祥のディープドテラの鯛ラバゲームに対応するモデルだ。ここで使う鯛ラバのウエイトは150~250gがメインで、300m以上のラインを出すこともある。

HGモデルであるとタイラバ250gを使って逆風という状況で、水深100m以上を釣るときに、回収時の負荷に耐えて巻き上げるのが過酷。PGモデルの場合は300m以上ラインが出ているときの回収で、ハンドルを高速で巻き続けるのが過酷だ。

そこでHG、PGモデルの過酷な状況をクリアできるのが、中間のギア比になるMGということなのである。

狙ったレンジを逃さないアラーム付き

新たに搭載された巻上距離アラームが秀逸。設定距離の倍数で3回まで音が鳴るので、カウンターを見なくても音で巻上距離を把握できる。例えば5m設定の場合(設定は5mごと、10mごと、15mごと、20mごと、25mごと、アラームなし)、底から15mまでを5mごとに計3回の通知音が鳴る。指示ダナを集中して狙う際に、カウンターを見なくても、音によって状況を把握して繰り返して誘うことが可能になるのだ。

手前5°傾斜でディプレイ画面が見やすくなった

NEWオシアコンクエストCTは、従来モデルのディスプレイ画面よりも手前に5°傾斜をつけることにより、シャクリやフォール時にティップを下げた状態で見やすくなっている。画面が見えるようにリールの角度を変えることがなくなり、カウンターを見るために動作を止めなくてもいい。釣りの一連の動作のなかで、水深を知りたいときにパッと視線をズラすだけで確認できるようになったのは大きい。

コンパクトになると、ロッドと一緒に握り込みやすくなる

従来のオシアコンクエストCTシリーズは、コンパクトさが魅力のひとつ。それをNEWオシアコンクエストCTでは、さらにボディの幅をパーミング側で3mmコンパクト化している。コンパクトになると手の平に収まりやすくなり、ロッドと一緒に握り込みやすくなる。これによってしっかりホールドできるようになるので、巻いているときにブレにくく、軽い力で握り込めて誘いがかけられる。操作性もよくなって小技も利かせやすくなるのだ。

データの蓄積によって改善されたハンドルノブ形状

これまでに集めた膨大なデータによって導き出した、現時点で最適なハンドルを、番手ごとに長さと形状を変えてセット。

等速巻きと巻き感度アップが求められるモデルには、70mmのハンドルに軽量のCI4+ラウンドノブ+軸径を2mm太軸化してリーリング時のつまみやすさを実現。ライトジギングを想定したモデルには75mmハンドルに新型のT型ノブを採用。力をかけやすくするために、親指のかかりと手の納まりやすさを求めたデザインにしている。

フォールレバーも新形状&新機構になり、フィット感アップのためにレバー上面にくぼみを持たせて操作がしやくなっている。フォールレバーを使用してテンションをかけたときにも、ハンドルの巻き感が変わることがない。

ラインの放出とレベルワインドが連動するので、ルアーやタイラバがスムーズにフォールし、ファイト時にも滑らかにドラグが作動する。

ピンを使うことによってPEラインの上滑りを防止。新しいPEラインを巻く際に、上滑りを防ぐための面倒な工程がなくなり、確実にPEラインをスプールに固定できるので便利だ。

 

シマノ/オシアコンクエストCT
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/ryojikuoffshorefunesmall/a075f00003zd3uzqaa.html

まとめ:サーフ金太郎

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