ネジリ、ツブレの強度が飛躍的にアップ!
ロングレングスでも操作性を損なわず
しっかりジャークできる
NEWオシアジガー∞モーティブ
近年注目を集めている青物・中深海・トンジギ狙いのスロージギング。これらのターゲットを仕留めるために開発されたオシアジガー∞モーティブが「ロングレングスなのに楽」というコンセプトを元にリニューアル。どのように変わったのか、ここで探ってみたい。
※B610-4、B610-5:2024年9月発売予定、B610-6:2024年12月発売予定
スパイラルXコアとハイパワーXでブランクスを強化
2024年発売のNEWオシアジガー∞モーティブは、6フィー10 インチのレングスで、0番(適合ジグウエイト40~130g)から6番(180~500g)までの7アイテムの発売となる。今回のモデルで大きく変わったのは、ブランクの素材。従来モデルではブランクにスパイラルXを使用していたが、今モデルではさらに進化させたスパイラルXコアが搭載されているのだ。これは、シマノ独自のブランクス製造技術のベースとなるスパイラルXに、ナノアロイ®テクノロジーによって実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用したというもの。これによってネジリ、ツブレの強度が飛躍的にアップしているのが特徴だ。スパイラルXと比較すると、ネジリ強度が10%、ツブレ強度が15%アップになっているから驚きだ。
さらに、このブランクスの最外層にカーボンテープをX状に締め上げていくハイパーXによって、アングラーが意図するロッドの曲がり方向性を保持し、ブランクスのポテンシャルを最大限に引き出すのである。ブレによってロッドの操作性を損なわず、ツブレによる高負荷時に起こるブランクスの急激なパワーダウンを解消したロッドになっているのだ。
※ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です
「曲がる」からラクになる、新設計
ジギングマスターたちが喰わせの戦略として重要視しているジグの「フォール」。これを効果的に演出できるのがロングレングスのロッドであることは周知の事実である。ただ、ロングレングスのロッドは疲れる、ジャークの精度も悪化するというのが常識。この常識を覆したのがNEWモーティブといってもいいだろう。
NEWモーティブでは、ブランクスを見直してブレを軽減、ツブレに強くなったことでベンディングカーブを変えている。ベンディングカーブはブランクスのポテンシャルに頼る部分を増やし、曲がりの支点をアングラー寄りにすることでジグをラクに跳ね上げることができるようになっている。また、より深く曲がることで変化や負荷を敏感に感じられる性能に。アングラーに負荷がかかるブランクスの反発力ではなく、ブランクスの復元力の強さによって「曲がる=パワーレス」ではないことを実感できるロッドになっているのだ。
一体構造ガイドフレームの採用でロッドを変えた
ブランクスは最高のモノを得ることができた。これを最大限に活かし、アングラーが使いやすいロッドにするために重要なのが、ガイドの存在ということになるだろう。
NEWモーティブに搭載されているXガイド3Dチタンは、シマノの冷間鍛造技術によって形成された一体構造のガイドフレームである。その特徴は軽くて強く、PEラインを傷つけてしまうエッジがないこと。それに糸絡みがないように傾斜角度をつけている。さらにブランクスの曲がりに影響するガイドフットを極力短くデザインしているという、一切の妥協がないガイドが装着されているのだ。
これから秋が深まるたびに、青物、中深海、そしてトンジギなどがますます面白くなってくる季節。新しい高性能ロッドで、ぜひ攻略してもらいたい。
【24AW新製品】OCEA JIGGER INFINITY “MOTIVE” in USA / 山本啓人× Benny Ortiz
【24AW新製品 オフショア】オシアジガー インフィニティ モーティブ / 山本啓人【シマノオンラインフィッシングショー】
【製品ホームページ】オシアジガー ∞(インフィニティ) モーティブ
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/rod/offshoresalt/slowjigging/a075f00003xhcoeqaq.html