釣具をサビから守るNEWアイテム
気化性防錆剤『オーシャンバリアーOB02』誕生！

開発の経緯　ソルトアングラーの悩みを解消するために

海水による錆はすべてのソルトアングラーの悩みの種であり、釣行後のメンテナンス等は必須だ。それでも、タックルボックスに入れているすべての金属類はこの錆から逃れることはできない。釣行後にリール類や使用したルアー類は真水で洗いメンテナンスを行っても、交換したフックやフィッシュグリップ、プライヤーなどの洗浄を忘れてしまったり、時としてボックスを開けて作業している時に飛沫が入ってしまい、そのことで収納していた釣り具に海水が付着して錆びてしまうこともある。
スタジオオーシャンマークでは、そんな海水か付着することで起こる釣り具の錆を無くすために、気化性防錆材（密閉空間に成分が拡散し金属の錆を防止する素材）に以前から着目していた。しかし、従来の気化性防錆材は工業品の保管や海上輸送に使われるもので、新品で水分が付着していない状態で保管されている物への使用が前提。釣りで使用して海水が付着したタックルでは、防錆効果が遅効性のため、遠征から帰るとフックやプライヤー、リールなどが錆びてしまうことがあったという。
そこで、薬剤メーカーとの研究開発に着手。度重なるテスト、試行錯誤の末、「速効成分」と「遅効成分」をブレンドすることで、開封した瞬間から防錆効果を発揮するアイテム、新製品『オーシャンバリアー』を誕生させたのである。

効果が持続する独自配合の気化性防錆材

『オーシャンバリアー』は、工業用に販売されている成分を見直し、すぐに効き始めて長期間に渡って効果が持続する独自配合を採用したもの。拡散した成分はタックルに残る水分にまで浸透し、その水分そのものが防錆材になるほどの効果を誇る。
特筆すべきは効果の持続性だ。毎週の釣行で１日に何度も蓋の開閉を行ったとしても、小型のルアーボックスで約６ヶ月、ドカットなどの大型ボックスで約３ヶ月持続する。日頃から使用しているタックルボックスやリールを保管する布製バック、木製ラックなどにも使用できる。

リールを保管する布製バッグにも使用可能

上の画像は錆びやすいエサ釣り用金メッキ針を用いた試験の結果。
金メッキ針に定期的に海水噴霧を行っていたが、『オーシャンバリアー』入りはわずか数ヶ所に錆が浮いた程度

釣具を守るためにパッケージにも工夫

『オーシャンバリアー』は、効果的に防錆効果を発揮するためにパッケージにもこだわっている。タックルボックスに入れていても、雨の中の釣りや船で移動中の飛沫が多少かかっても水分は浸透せず、中身の薬剤に影響を与えないアルミ製袋を採用。また、ウェットティッシュと同じようにフラップシールで多孔部を覆っており、使用時はそのシールを剥がしてタックルボックスに入れるだけ。手軽に使用できるだけでなく、すぐに効果を発揮できるように考えられている。

フラップシールを剥がしてボックスに入れるだけですぐに効果を発揮！

このオーシャンバリアーで、いざ釣り場でタックルを使用した時、タックルから物を出した時に「あれ錆びている！　使えない」というトラブルは無くなる。ぜひ購入し、様々なタックルに入れておけば安心だ。

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まとめ：アングラーズタイム編集部