ベイトジギング、スロージギング対応ジグ

サクラマスジギングの新たなる刺客
ソルティガ・ジャイブチョッパーに130gが追加

ダイワ・ソルティガのフィールドスタッフである清水さ一成さんが監修したジグが2024年の春にリリースされている。ひとつはロングタイプのスイムチョッパー、もうひとつがショートタイプのジャイブチョッパーだ。このジャイブチョッパーに、今秋あらたに130gモデルが発売された。11月にはカラーもサクラマスをターゲットにしているアングラーに人気の二色が加わったので、再びフューチャーしてみたい。

サクラマスジギングの新たなる刺客<br>ソルティガ・ジャイブチョッパーに130gが追加

「ポイント釣具」の店主であり、ジギング船の船長でもある清水さん。スロージギングに使用するダイワの製品開発に携わり、モノ作りの信念は「アングラーの心身に負担をかけないプロダクトであること」を心がけているという。負担が減れば集中力が高まり、それが釣果に繋がる。釣果が上がれば釣りが好きになる。そういった思考から製品化されたタックルやルアーだ。たとえば清水さんがスロージギングロッドの監修を行った際には、3時間ロッドを握り続けていると手のどこに痛みが走り、それを軽減するためにどうすればいいのか? という現場からのリアルな声を原点にして開発が行われている。

そんな清水さんが自ら削る作業を繰り返し、監修をしたのがショートタイプのベイトジギング用のジグ、ソルティガ・ジャイブチョッパーである。このジグに今秋、サクラマスのジギングや近海の青物のベイトジギングに対応する130gモデルが追加された。

現場の声に一番近いジギング船の船頭であり釣具店店主でもある清水さん。

追求したのはノイズのないアクション

ジグのタイプにはさまざまあるが、「アングラーの心身に負担をかけないプロダクト」を開発の核としている清水さんにとっての理想のジグとは、たとえ潮が悪い状況でも使っても扱いやすいジグである。

ヘッドバランスやセンターバランスのジグの場合、自走させて誘うのが狙いなので移動距離と移動時間が長い。これによって待ちの時間を長く取る必要があり。またフォールもスローになるので、状況によってはそのロングフォールを見切る魚もいる。

ジャイブチョッパーはあえてリアバランスにすることで、ジャークの入力でリニアにジグが反応し、自走時間が少ないので次のアクションへの移行をクイックに行えるのが特徴だ。これが、清水さんが具現したかった【ノイズのない引き心地とジグの動き】に繋がるのである。

従来のラインナップは150~400gまでだったが、新しく130gが加わった。

ノイズを軽減することで生まれるクイックスイッチバックアクション

ノイズを軽減するということは、余分なダートとバタバタとした動きを抑制することである。清水さんはジグのテストを繰り返し、ジグのエッジにアールをつけることでノイズを軽減。ジグがフォールからジャークへすんなり移行するようにした。そして、ターゲットを狂わせて捕食本能のスイッチを入れる、クイックスイッチバックアクションの演出を可能にしたのである。

クイックスイッチバックアクションは、どのようなターゲットでも釣れる。そして、近年オフショアのターゲットとして人気のサクラマスにも効果的な動きであり、この秋にサクラマスジギングに使いやすい130gのリリースに至った。カラーは特にサクラマス狙いのアングラーからの要望が強かったMLブラックパープルグロー、MLライムグリーンブラックを全サイズにラインナップ。より守備範囲が広くなったジャイブチョッパー、ぜひ使ってみてほしい。

ターゲットに考える隙を与えずにアクションの変化で喰わせる、クイックスイッチバックアクションを可能にした清水さん監修のジグのシェイプ。

清水さんが船上でジグを削りながらアクション出しをしたというサイドエッジ。ジャーク時の抜けの良さを追求し、水中での信号をクリアにアングラーへ伝達する。

新しい考え方のジグであることを象徴する、NEWデザインアイ。清水さん入魂のシリーズだ。

130gに新しく加わったMLブラックパープルグロー。※写真は180g

MLブラックパープルの裏側。※写真は180g

MLブラックパープルグローの発光時。※写真は180g

130gに新しく加わったMLライムグリーンブラック。※写真は180g

MLライムグリーンブラックの裏側。※写真は180g

 

ダイワ・ソルティガジャイブチョッパー
https://www.daiwa.com/jp/product/rnfg2fp

購入はこちら(130gは2024年11月発売予定)
https://amzn.asia/d/gTGkLxs

まとめ:いくたあきら

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