秋から本格化するトンジギから、遠征の大物まで対応!
ホッツからヘビーベイトジギングロッドが登場!
古谷秀之監修のJerking Master
秋から冬にかけてビンナガを狙ったジギング・トンジギで沸き立つ三重、和歌山沖。さらに同時期、同エリアで、沈んだキハダ、メバチを狙ったジギングも可能性を秘める。そして遠征でのキハダ、クロマグロのジギング。そんなターゲットをメインに開発が進められたロッドがホッツ・ジャーキングマスターだ。
数々の大物を仕留めてきた古谷秀之が監修
ホッツは、これまで数々の国内外の大型魚に対応するロッドを世に送り出してきた。そんなメーカーと、これまで数多くの大型魚と対峙してきたアングラー・古谷秀之さんが、現在タッグを組んでロッドを開発している。古谷さんは、店内にマグロ狙いのタックルが数多く並ぶ、ツナアングラーのためのショップと言っても過言ではない大阪府泉南のHEAD&TAILの代表。近年の古谷さんは、三重、和歌山へキハダ、ビンナガを求めて頻繁に通い、数々の実績を得ている。もちろん大型魚を求めて遠征も続けている。そんな古谷さんの監修のホッツのロッドの第一弾が、2021年に発売されたツナロッド・ボイルショット。発売と同時に高評価を得て、さらにその後は数々の釣果を叩き出したロッドである。そして2022年秋、第二弾として大型魚をターゲットにしたジギングロッドをホッツが発表した。それが今回紹介するジャーキングマスターだ。
一時は製造を断念。ただ再び、より進化させ製造に
今回、このジャーキングマスターについて、ホッツ社の代表である南知之さんに、開発のきっかけ、さらに性能について話を聞いた。
「ホッツでは、ジャーキングマスターという大型魚相手のロッドが20年ほど前にありました。そこから、ホッツのベイトロッドはスロースタイルの方向へ流れていったのですが、スローではなく、ジャカジャカとヘビーウエイトジグをハイスピードで扱えるベイトタイプのロッドはやはり必要と感じ、4年前にジャーキングマスターの新モデルとしてブランクを作り始めました。台湾のカンパチ狙いなどで、幾度となくテストを繰り返したモデルです。ただ、テストが終わり量産と考えていた矢先、コロナにより製造がスムーズに進まないことになり製造をストップしなくてはならない状況に。しかし、昨年にそのブランクをロッドの監修してもらっている古谷さんに見せたところ、『このブランクはかなり良い!』となり、再び開発、製造に動き出しました」
そして既にあったブランクに、更に古谷さんの意見を取り入れ、ブランクには最新技術を取り入れ、ガイド位置、グリップ周りなどをベストなものを再検証。その後、さらに古谷さん、台湾のテスターがテストを行い、この秋の発売に繋がったという。
大型魚に幅広く対応。購入は急いだほうが良い!
今回のラインナップは、全3タイプとなる。まずはジャーキングマスターのスタンダードモデルとなるのが、近海のトンジギ、ブリ、ヒラマサのジギングで活躍し、電動ジギングにも対応する59H。その上のモデルとなる59XHは、トンジギ、ブリ、ヒラマサに加え、メタルジグでのキハダ狙いや遠征のイソマグロにも最適なタイプ。さらに最強モデルとなる59XXHは、最近注目されているジギングでのクロマグロ狙いに対応するとともに、モンスター級のキハダ、カンパチ、イソマグロで活躍し、大型魚をリフトアップできる設定となっているという。これまで様々な大型魚相手のロッドを、これまで数多くリリースしてきたホッツならではの経験、セッティング、技術が詰め込まれた3タイプだ。
ちなみに、この秋発売となったのは59H、59XXH の2タイプ。すでにショップからの注文で、社内在庫は無い状態という。そして来春には59XH が出荷予定とのこと。また、来春に59H、59XXHが再出荷予定だというが、この秋からの大型魚狙いでロッドを迷っている人は、すぐにショップへと問い合わせをしたほうが良いだろう。
製品詳細:ホッツ・ジャーキングマスター