文句なし!! 今年一番の注目を集めるスピニングリール
25000番の登場で
大型マグロ釣りが変わる!!
ついにダイワが本気になった。世の中は景気のいい話題が少なく、釣り業界にとっても明るい話をあまり聞かない。が、しかし、夢を追い求めるオフショアアングラーにとっては、これ以上のhappyなことはないのでは? というのが、ダイワが満を持してリリースするNEWソルティガ・スピニングリールだ。そこで、今までのソルティガとはいったい何が違うのか深堀してみたい。そして、実際にこれから各地で開催されるフィッシングショーで手にとり、その進化を体感してほしい!!
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なんと!! ドラグの耐久性が5倍アップ
NEWソルティガで注目されるところは多々あるが、その中でも18000番以上に採用されるDRDはエポックメイキングであり、スピニングタックルでの大型魚の釣りを変える存在になるかも知れない。その構造は下の写真を見てもらえばわかるが、1枚の金属プレートに8つの金属ローラーが付き、これまでにはないドラグ力を発揮するのだ。その強さは30kg!! というから驚きだ。そして耐久性はカーボンワッシャーの5倍以上。金属なので長時間のファイトでも、摩耗や破損、高熱によるドラグ力の低下や、カーボンワッシャーの固着、焼き付きなどのトラブルから解消されるのである。
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18000~25000番に標準搭載されるDRD。金属パーツだけで構成される革新的なドラグシステムだ(14000番にはDRD使用のオプションスプールがSLP WORKSよりカスタムパーツとして発売予定)。
心臓部が革新!! 力強い巻き上げ力を実現!!
撓まず歪まずの、堅牢なアルミ製フルメタルのモノコックボディがベースにあってこそ成立することだが、このボディに内蔵されるリールの心臓部であるドライブギアも一新したのがNEWソルティガだ。下の比較写真で一目瞭然だが、NEWソルティガに搭載されるドライブギアの直径は、旧モデルよりも約10%も大きくなり、厚みは約6%も肉厚になっている。
また、オシレート機構に2つのボールベアリングを採用し、これによってオシレート効率を約30%もアップさせている。これもDRD同様に“アイディアのダイワ”ならではのエポックメイキングなシステムといえるだろう。
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アルミ製フルメタルモノコックボディの“強さ”がすべてのベースとなり、心臓部であるドライブギアとオシレートがこれまでにないほどレベルアップした。
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大口径化、肉厚化が図られて耐久性がアップしただけでなく、最適化された歯面形状により、ギアの駆動効率が大幅にアップしたのだ。
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オシレートシステムには、2つのボールベアリングを搭載した機構を採用。これによって摩擦抵抗を大幅に低減し、負荷が掛かった状態での巻きはじめの軽さを体感できるほどにオシレート効率をアップした。
ローターまわりも大きく変わった
縦方向の回転を、横方向に変換してラインを巻き取るスピニングリールにおいて、ローターの存在は非常に大きい。ローターを軽く、滑らかに回転させることができれば、感度はよくなる。しかし、単純にローターを軽量化させるのはパワーゲームではリスクを伴う。
NEWソルティガでは高剛性と低イナーシャを両立させ、旧モデルよりも剛性を約7%もアップさせた。つまり高負荷時の撓みが軽減されるので、より巻き上げが軽くなり、フッキング、ドラグ性能もアップする。
また、ベール形状やラインローラー部にも手が加えられた。これによってよりトラブルを回避できるようになったといえるだろう。
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剛性面で今までも評価が高かったダイワの独自形状のローターは、さらに進化して剛性を約7%もアップしている。
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ベールはクランク形状を採用し、テンションが掛かったラインを確実にラインローラーへ導く。さらにベールの開閉角度を見直し、スプリング機構を強化。キャスト時に起こりやすい不意の開閉を防ぐ。
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NEWソルティガではラインローラー周辺部の耐久性を大幅アップ。PEライン専用(非ツイストバスター)のラインローラーを搭載したことにより、糸摺動抵抗が約3%低減(ナイロン、フロロ使用時は別売のツイストバスター仕様への交換を推奨している)。
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スプールの前方の形状を変更したLC-ABS SWでは、糸が減った状態で放出されるラインとの摩擦抵抗を減らし、特に太いラインを使用したときのキャスト後半の失速感を軽減させた。
NEWソルティガ製品情報
https://www.daiwa.com/jp/product/i25pggl
NEWソルティガスペシャルサイト
https://www.daiwa.com/jp/special/products/25saltiga