強靭モデルが続々登場
2025年のカルティバフックは
大型魚に本気!
2025年の大阪フィッシングショーでビッグゲームのコーナーを設けるほど、大型魚対応の新製品が目白押しのオーナーばり・カルティバ。そこでここでは、それらを一挙に紹介したい。すぐに始まる春のヒラマサ、そしてクロマグロ、キハダ。近海、遠征と盛り上がってくる。準備をする上で、チェックしておきたいアイテムだ。
![2025年のカルティバフックは<br>大型魚に本気!](https://anglers-time.com/wp-content/uploads/2025/02/250207_8.jpg)
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2025大阪フィッシングショーで展示されていた、大型魚を想定したルアーフックコーナー。その展示内容を紹介。
INDEX
「STX-60」
大型魚狙いのアングラーに、既にその実績から多くのユーザー、ファンを持つカルティバだが、2025年はさらにアイテムが追加し、状況や狙うターゲットによってセレクトできるようになった。まず、注目したいのは、「STX-60」。このモデルは、これまで多くの強さの実績を持つST-66、STX-68と同じ線形で、カーブポイント形状を採用したモデル。強度とハリ先端耐久性UP、フッキングポジションコントロールを追求したモデルとなる。ヒラマサ狙いのキャスティングゲームは、オフショア、ショア問わず、貴重なバイトを確実に捉えることが重要である。キャスト毎に、たとえバイトは無くてもハリ先はルアーやデッキ、岩肌に触れる。これらによりハリ先の鋭さが低下することがある。それらを少しでも避けるためにカーブポイントという選択肢もあるが、素早い刺さり性能はやはりストレートポイントに軍配が上がる。そこで「STX-60」では、絶妙なハリ先角度を採用。ストレートのハリ先に近い感覚のままカーブポイントの貫通力を備えたモデルとなる。ヒラマサ、キハダ、GTを想定したモデルだ。サイズは2/0〜5/0で登場となる。
「STX-71」
大型クロマグロ狙いが広がる昨今。カルティバからは100〜200kg級、PE10〜15kgを想定したトレブルフィックが登場。線形に7クラスのワイヤーを採用し、圧倒的なパワー、耐久力を装備。ヒット後のファイトでアングラーがファイト時に少しでも有利になるように、口以外の場所に遊んでいるフックでエラーフッキングが起こらないように、より口周りに掛けられることを考えカーブポイントを採用している。3/0〜4.5/0の全4サイズで登場となる。
大型シングルフック「BIG GAME SINGLE」「BIG GAME PLUG ASSIST」
プラグ用のシングルフックも登場。それがフックのみの「BIG GAME SINGLE」、アシスト仕様の「BIG GAME PLUG ASSIST」だ。このシングルフックは、魚肉を広く捉えて、ハイドラグ時でも口切れ、身切れを防止するワイドフォルムを採用したモデル。SWマジックフッ素加工が施されており、これにより摩擦係数が少なく、太軸フックでも素早く貫通。アシストモデルは、ルアーへの抱きつきを抑えつつ、フッキング後の自由度の高いEXショート設計となっている。30kg級のヒラマサ、200kg級のクロマグロ、50kg級のGTに対応する仕様だ。サイズは13/0、15/0、17/0でリリースとなる。
「キャスティングプラグアシスト」
さらにキャスティングプラグ用のシングルアシストフック「キャスティングプラグアシスト」も登場。105〜240mmのプラグに合わせやすいラインナップで、PE4〜8号で行うヒラマサ、キハダなどのゲームを想定。こちらもE Xショート設計となっており、ルアーへの抱きつきを抑え、フッキングミスが少ない仕様となっている。#1〜4/0サイズで登場となる。
「ジガーミディアム チェイサー」に大型サイズ
ジギング用の大型魚対象モデルも充実。まずは大型魚に実績のあるジガーミディアム チェイサーに13/0の大型フックモデルが追加。ジギング用のアシストモデルと、ジギングでのテイルフックやプラッキングのツインフックでも仕様できるショートモデルが登場となる。
「ジガーヘビーマグロアシスト」
さらに強靭で大型魚に対応する「ジガーヘビーマグロアシスト」というアシストフックも登場。大型魚の分厚く硬い口周りを貫く高い貫通力を持つフックを使用し、ザイロンノット100号を組糸+ソリットリングは#7.5を採用。20〜100kg、PE4〜10号、ドラグ(推奨)7〜15kgに対応。サイズは11/0、13/0。クロマグロ、キハダ、大型カンパチ、アブラボウズ狙いにお勧めのモデルだ。